TurbulenceFD for LightWave 3D(タービュランスFD for LightWave 3D)は、ボクセルベースのガス状流体力学に基づいた炎や煙を作成するための、LightWave 10/11以上用プラグインです。
本プラグインは多くの著名な映画に使用されるほど、リアルな爆発シーンやビル崩壊シーンの煙などを再現することを可能とするLightWave 3D用のプラグインです。LightWave 3Dを使用している「アイアン・スカイ」でも本プラグインは爆発シーンなど多くの場面で使用されています。
流体シミュレーションの設定では、オブジェクトやパーティクルを用いて、炎や爆発、水蒸気、雲、塵などを作成するだけでなく、ボクセルごとに温度、煙の濃度、燃料の量などの設定を行うことができます。また、流体シミュレーションはCPUとGPUを選択することが可能となっているため、ハイエンドのGPUが搭載されている環境においては、より高速なシミュレーションを実現します。
炎のシミュレーション
単数または複数のフィールドを追加し、適切なシェーディングパラメータを設定するだけで、炎のシミュレーションを行うことができます。
炎のシミュレーションは爆発シーンだけではなく、蝋燭のような小さい炎から戦闘機のエンジン噴射など多くの場面で使用することができます。
煙のシミュレーション
オプションの設定を煙のシェーダへと切り替えるだけで、炎のシェーダを煙のシェーダへと簡単に変更することが可能です。炎のシェーダ同様、煙のシェーダでもパラメータを詳細に設定することで、色や濃度など様々な設定を行うことが可能になります。
また、炎と組み合わせて使用することもできるため、爆発と共に土煙をあげるような迫力あるシーンを制作することも可能になります。
GPUによるシミュレーション
流体シミュレーションでは、大量のデータ処理を行わなければならず、相当な処理能力が必要とされます。このため、シミュレーション速度の最重要要素となるのが、メモリ帯域幅です。 現在最速のメモリインターフェイスはGPUであり、CPUのメモリインターフェイスと比較すると、約10倍の処理速度能力があります(2012年10月現在)。適切な並列処理能力を備えるGPUは、流体シミュレーションに最適なプロセッサといえるでしょう。
TurbulenceFDでは、シミュレーションパイプラインがCPU/GPUのハイブリッドに対応しており、あらゆる機能に対し、同じクオリティをご提供しています。シミュレーション実行中であっても、CPUとGPUに切り替えが可能となっているため、万一シミュレーション中にGPUがメモリ不足に陥った場合であっても、TurbulenceFDは自動的にCPU処理へと切り替え、途中で処理が停止してしまうといったトラブルを防ぐことが可能になっています。
(※GPUで計算を行う場合はGPUがCUDAに対応している必要がございます。CUDAの対応確認はNVIDIA社よりご確認する事ができます。)
Fカーブエディタ (ファンクションカーブ)
ボクセルシェーディングで重要になるのが、温度や密度など不透明度や色を使った強度(値)のマッピングを補正するFカーブ(ファンクションカーブ)エディタです。TurbulenceFDは、ボクセルベースの流体シェーディングのために設計されたFカーブエディタを備えています。このカーブエディタによるワークフローは色補正のワークフローとよく似ているため、色補正の経験があれば、作業をスムーズに進められることでしょう。
VPRでのプレビュー
TurbulenceFDはLightWave 3DのVPR(ビューポートプレビューレンダリング)上におけるプレビューレンダリング、およびビューポート上での直接プレビュー(※温度や密度、燃料など各チャンネル毎)も可能です。これにより、レンダリングを行わずに即座にシミュレーション結果を確認することが可能となるため、作業効率が大幅に向上します。
価格
製品名 | 希望小売価格 |
TurbulenceFD for LightWave 3D ノードロックライセンス | 59,400円 (税抜:54,000円) |
TurbulenceFD for LightWave 3D フローティングライセンス ※1, ※2 | 88,000円 (税抜:80,000円) |
お手持ちのシステム上での動作をご確認いただけるよう、ご購入前に体験版で評価テストされることをお勧めいたします。
本製品のご購入方法は、以下の申込書をダウンロードしていただき、必要事項をご記入後、LightWave 3D取扱販売店、または弊社オンラインストアへお申し込みください。
TurbulenceFD for LightWave 3D 申込書
※1 上記フローティングライセンスは同一ユーザーの購入に限ります。
※2 フローティングライセンスをご購入の際も本申込書をダウンロードして頂き、必要事項をご記入の上、LightWave 3D取扱販売店、または弊社ディストーム(order@dstorm.co.jp)へメール添付にてお申込み下さい。
※ 本製品はダウンロード製品によるご提供となりますが、お客様よりご注文を確認後、開発元(Jawset社)よりラインセンスキー取得のためのシリアル番号を取り寄せるため、納期に3~4営業日ほどかかりますことをあらかじめご了承下さい。
※ 本プラグインのインターフェイスはすべて英語となっております。
※WindowsはLightWave v9.3.1以下、MacはLightWave v9.6以下では動作致しませんので、ご購入前に必ずバージョンをご確認下さい。
動作環境
Windows XP / LightWave v9.6
Windows Vista または Windows 7, 8, 8.1, 10 / LightWave v9.6/10/11/2015/2018
※LightWave v9.3.1以下では動作致しませんので、ご購入前に必ずバージョンをご確認下さい。
※64ビット環境でのみ動作致します。
Mac Snow Leopard 10.6以降 / LightWave 10/11 以上
※LightWave v9.6以下では動作致しませんので、ご購入前に必ずバージョンをご確認下さい。
※TurbulenceFDに含まれるサンプルシーンはLightWave 11にて製作されているため、下位バージョンのLightWaveで開きますと警告が表示されますが、再計算させることで問題なくご使用いただけるようになります。
※GPUで計算を行う場合はGPUがCUDAに対応している必要がございます。CUDAの対応確認はNVIDIA社よりご確認する事ができます。詳細につきましてはjawset社のオンラインヘルプをご覧ください。
サンプル動画
下記の動画は「TurbulenceFD for LightWave」に含まれております、サンプルシーンのレンダリング結果となります。
サンプルシーンはインストールして頂いたフォルダに含まれております。詳細は製品に含まれております「TurbulenceFD for LightWave 3D インストールガイド」の「サンプルコンテンツについて」をご参照下さい。
Windows
LightWave 11 | C:\Program Files\NewTek\LightWave_11\bin\plugins\TurbulenceFD\Examples |
LightWave 10 | C:\Program Files\NewTek\LightWave_10\bin\plugins\TurbulenceFD\Examples |
LightWave v9.6 | C:\LightWave_9\Plugins\TurbulenceFD\Examples |
Mac OS X
LightWave 11 | アプリケーション -> LightWave_11 -> support -> plugins -> TurbulenceFD -> Examples |
LightWave 10 | アプリケーション -> LightWave_10 -> support -> plugins -> TurbulenceFD -> Examples |
サンプルシーン名:FuelMasking
サンプルシーン名:OilWell
サンプルシーン名:SphereSmoke
サンプルシーン名:FlameThrower
サンプルシーン名:SimpleExplosion
サンプルシーン名:WavingTorch
サンプルシーン名:SurfaceTexture
サンプルシーン名:SimpleIgnition
サンプルシーン名:BigBlast
TurbulenceFD for LightWave 3D 操作手順/チュートリアル
TurbulenceFDを利用するためには、レイアウト内に流体の発生源となる「エミッタ(Emitter)」と流体の質感や範囲など詳細な設定を行うための「コンテナ(Container)」が必要です。 標準のパーティクルやポリゴンオブジェクトを利用して「Emitter」に割り当てることができます。
TurbulenceFD for LightWave チュートリアル
下記のシーンファイルを使用しご説明致しますので、ご覧頂く前にシーンファイルのダウンロードをお願い致します。
パート1
パート2
パート3
その他のチュートリアル
以下のページでもTurbulenceFDのチュートリアルが公開されています。
TurbulenceFD for LightWave チュートリアル パーティクルエミッタ(Particle Emitter)を利用する方法