チップス:ヘアカーブ作成およびUEへの出力

Modoで簡単に再現するのが難しい表現の一つとしてヘアがあげられると思いますが、Modoでヘアカーブを簡単に作成する方法、そして最終的にUnrealEngineへと持って行き、Unrealでヘアを表現する流れを紹介しているビデオが公開されていましたので、ご紹介いたします:

このビデオでは頭部を簡単に模したUV付きメッシュに対し、カーブポリゴンをUV Transform機能を活用して頭部に沿ったカーブを生成しています。カーブポリゴンを1本1本頭部に沿わせようと思うとかなり大変ですが、そこはUV Transform機能で解決!とても良い機能ですよね。

作成したカーブはOBJ形式で出力し、UEまでもっていく方法については、以下のビデオをご覧ください:

Modoから出力するOBJはカーブがポリゴンとして認識されているため、それをテキストエディタでラインへと変換(f→l)した後は、Blenderへと読み込みカーブを分離したらAlembic形式で出力し、UEで読み込むという流れのようです。UEへと持っていけば、その中でヘアの質感なども簡単に調整できますので便利です。どう処理すれば良いのか悩んでいた方にも非常に参考になるビデオであり、こういったワークフローをビデオなどで公開していただけると、大変ありがたいですよね!

ちなみにUV Transformはメッシュの形状を、他のメッシュの形状へと合わせるのに、非常に有用な機能です。ヘアだけでなく様々な場面で活用できますので、ぜひ試してみてください:

UV座標に対応する三次元空間位置へメッシュを変形するには

 

 

ウェビナー:「モンストアニメ「マサムネ -使命の赤き刃-」 メイキングウェビナー」8月23日(金) 開催!

これまでModoの活用事例をご紹介すべく、様々なクリエイターの方をお招きし、制作事例またはメイキングセミナーを行ってまいりましたが、この夏、YouTube「モンストアニメTV」チャンネルで公開中のフル3DCGアニメーション「マサムネ -使命の赤き刃-」 のメイキングウェビナーを開催します:

イベント名:モンストアニメ「マサムネ -使命の赤き刃-」 メイキングウェビナー
開催日時:2024年8月23日(金) 16:00 – 17:45
参加費:無料
会場:オンライン(YouTube Live)

登壇してくださるのは、YAMATOWORKS 澤田覚史氏YAMATOWORKS様は著名な映像制作プロダクションであり、Modoを活用しながら、国内の名だたるアニメ作品を手掛けられています。現場で実際に制作されているクリエイターの生の声を聴けるのは、たとえ違う分野であっても制作のヒントや新たな視点を得られるはず!ぜひご自身の制作活動の糧とするべく、このメイキングウェビナーをご覧ください。

また今回、なんと視聴者プレゼントとしてModoサブスクリプション1ライセンスをプレゼントいたします。今回のウェビナーはYoutube Liveでの配信ですので、どなたでも無料で閲覧可能。プレゼント応募については、配信の中でご紹介いたします。どうぞお楽しみに!

 

 

マテリアル集:「VizPak: Worn for Modo」リリース!

MODO JAPAN GROUPではこれまでRichard Yot氏制作のマテリアルプリセット集VizPakのうち、「VizPak: Architecture for Modo」「VizPak: Products for Modo」「VizPak: SSS for Modo」を取り扱ってきましたが、今回新たに「VizPak: Worn for Modo」の取り扱い開始いたしました:

こちら金属や液体などに関して、ピカピカキラキラではなく、ちょっとした微細な傷を持つ摩耗したマテリアルを表現するマテリアルプリセット集となっており、よりリアルなマテリアル表現が可能になります。今回、新たに取り扱いを始めるということで、発売記念として25%オフでご提供いたします!

もちろんあくまでプリセット集ですので、設定したい質感に近いプリセットを選択してマテリアルに適用した後は、さらにそこから自分で細かく微調整を重ね、望む質感へと近づけていくことができます。マテリアルの設定はいちからでも可能ですが、こういったプリセットを使うことが何よりも時間の短縮につながりますし、プリセットを学習教材と捉えて、どのようにマテリアルを設定すればよいのかというのも学習することもできます。

また今回のWorn版リリースと同時に、各マテリアルプリセット集(Products/Architecture/SSS/Worn)のOctane for Modoバージョンの取り扱いも開始します。Modo標準レンダーを利用する場合にはModo版を、OctanRenderを利用する際にはOctane for Modo版もご利用ください。こちらもすんなりとプリセットをドラッグアンドドロップするだけですので、非常に簡単です。

OctaneRenderをお使いの方は、ぜひこのマテリアルプリセット集も併せてご利用ください!

 

 

お知らせ:夏季休業期間のお知らせ

誠に恐れ入りますが、下記の期間は夏季休業とさせていただき、テクニカルサポート等の各種サポート業務ならびに商品の出荷等のすべての業務を休業させていただきます。

休業期間:2024年8月13日(火)~ 8月16日(金)

上記休業期間中もサポートフォームやメールでのお問い合わせの受付は致しておりますが、回答は2024年8月19日(月)から順次ご対応させていただきます。

また、弊社MODO JAPAN グループオンラインショップでは上記休業期間中も商品の販売および商品のご提供は行っております。

MODO JAPAN グループオンラインショップ:https://www.modo.jp/modo_store/

ただし、下記のメーカーへの受発注となる製品やメンテナンスまたはサブスクリプション契約の更新手続きにつきましては、上記休業期間中に頂戴したご注文の商品の納品は、2024年8月19日(月)から順次ご対応させていただきます。

   ▼2024年8月19日(月)以降の納品となる製品

   <MODO>
 ・MODO サブスクリプション/継続更新/1年間
 ・MODO メンテナンス/継続更新/既存ユーザー向け
 ・MODO メンテナンス/更新・再契約
 ・MODO 学生版/1年間ライセンス(改定版)
 ・MODO 教員版/1年間ライセンス(改定版)
 ・MODO 卒業生版/1年間ライセンス

   <MODO用キット/プラグイン>
   ・CHARACTER BOX ネットワーク版
   ・CHARACTER BOX スタンドアロン版

   <VFXシミュレーション制作ツール『STORM』>
また、下記STORM製品のライセンス発行業務につきましては、8月9日(金)午後15時以降にお申込みいただきましたライセンスの発行は、8月19日(月)から順次ご対応させていただきます。

   ・STORM インディライセンス
   ・STORM スタジオライセンス

休業期間中はご不便をおかけしますが、予めご了承・ご理解の程、何卒宜しくお願い致します。

 

 

コンテスト:「スーパーカー レンダー チャレンジ」

Modoのみならず3DCGソフトに関する情報を発信しているPixelfondueにて、新たなコンテストが開催されているのでご紹介いたします:

Supercar Render Challenge (スーパーカー レンダー チャレンジ)

PixelfondueではDiscordにチャンネルを開設し、様々な情報共有が行われているのですが、そのDiscord上にて今回のコンテストイベントは開催されています。

テーマとなるスーパーカーのモデルについてはDiscord上にて配布されており、それを基に画像を生成することになります。期限は2024/09/30まで。使用ソフトはModoに限らず自由になっていますが、制作過程の画像をDiscord上の専用スレッドに最低2回はアップするなどのルールがあります。既にそちらのスレッドでは製作過程の素敵な作品がアップされていますので、それを見るだけでも価値がありますよ!

本コンテストの詳細などについては、PixelfondueのGreg氏がライブストリーミングで配信しておりましたので、ぜひそちらもご参照ください:

PixelfondueDiscordにまだ参加していないという方は、ぜひこれを機に参加してみると良いのではないでしょうか。

Pixelfondue Discord: https://discord.com/invite/NpXGHHvV89

もしうまくDiscordに参加できないという方は、上記Youtube動画の詳細欄一番下に「Pixel Fondue Discord Join」というリンクがありますので、そちらから試してみてください。

 

リリース:Modo 17.0v8 日本語版ダウンロード配布開始

2024/07/31(英時間)、Modo開発元Foundry社よりModo最新バージョン17.0のマイナービルド17.0v8がリリースされたことを受け、国内でも本日よりModo 17.0v8 日本語版のダウンロード配布を開始いたしました。:

メンテナンスもしくはサブスクリプション契約期間中の方は、ダウンロードサイトより最新バージョンのインストーラをダウンロードの上、インストールをお願いいたします:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト

Modo 17.0v8における更新履歴および既知の問題点については、以下のページをご覧ください:

Modo 17.0v8 更新履歴
Modo 17.0v8 既知の問題点

Modo 17.0がリリースされてから4か月ほどが過ぎましたが、その間、安定度を高めるべく細かなマイナーアップデートを重ねています。17.0で搭載された大きな機能であるOctaneRenderに対しても、日本語解説ビデオを現在14本を公開しています。まだ試したことがないという方は、ぜひこれらのビデオをご利用いただき、OctaneRender機能を試してみてください!

 

 

マテリアル:「Soap Bubbles」

Foundry社サイトでは、共有で使える様々なマテリアルがアップされています。今回はそのなかでもシャボン玉を表現するマテリアルをご紹介します:

Soap Bubbles

こちらのマテリアルはキット形式で配布されており、インストールするとAssets > Materials > Organic > Liquidの中にサムネイルが表示されるようになります:

そのサムネイルをめあてのマテリアルの上へとドラッグアンドドロップすれば適用完了!手持ちのシーンで使ってみましたが、とてもキレイに表現することができました:

こういったシャボン玉っぽいマテリアルを表現するには、Thin Filmマテリアルが最適です。ThinFilmマテリアルの使い方は、日本語解説ビデオ「薄膜(Thin Film)マテリアルを使用したシャボン玉の作り方」で詳細を説明していますので、ぜひご覧ください!

薄膜(Thin Film)マテリアルを使用したシャボン玉の作り方

「MODO 夏まつり」を7月23日(火)~9月2日(月)まで開催!

梅雨も明け夏真っ盛りとなってきましたが、MODO JAPAN GROUPでは7月23日(火)~9月2日(月)までの期間、MODOやMODO関連製品の新製品発売や様々なイベントを実施する「MODO 第一回 夏まつり」を開催いたします!

まず第一弾は「MODO ノベルティフェア」!期間中に「MODO メンテナンス/初年度」もしくは「MODO サブスクリプション/1年間」をご購入いただくと、もれなくMODOノベルティグッズ(ロゴ入りトートバッグとミニスケッチブック)をプレゼントいたします。もれなくMODOノベルティグッズ(ロゴ入りトートバッグとミニスケッチブック)をプレゼントいたします。さらに!対象製品をご購入された方の中から抽選で3名様へ、マテリアル素材集「VizPak:Worn for Modo(予定販売価格:7,200円(税抜))」をプレゼントいたします。

このMODO 夏まつり、第2弾・第3弾とワクワクするような企画をお届けする予定ですので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!

 

 

メイキング:「How I make Prof. Eggtop and Gerald Animations」

本日、クリエイターであるMatt Meersbergen (マット ミーズベリゲン) 氏による大人気Youtubeシリーズ「Prof. Eggtop(プロフェッサーエッグトップ)」のVR映像のメイキングが配信されていましたので、ご紹介いたします:

How I make Prof. Eggtop and Gerald Animations. Plus Q&A!!!

こちらのVR映像は、実際にカメラで撮影した映像を活用して、Modoの中でアニメーションを行い、Octaneでレンダリングを行っています。背景画像とモデル配置の合わせ方、シャドーキャッチャーの設定、ACSを利用したキャラクタのアニメーションなど、他ではなかなか見られないOctaneでVR映像を制作する際の重要なチップスが、このメイキング配信ではたっぷり紹介されています。VR映像制作のチップスとしても、Octaneの使い方チップスとしても、とてもためになるメイキング配信ですので、ご興味をお持ちの方はぜひご覧ください!

 

チップス:「リニアフォールオフ」

Youtube Shorts映像でModoにおける便利な機能「リニアフォールオフ」を簡潔にわかりやすく説明している映像がありましたので、ご紹介いたします:

MODO TIPS | LINEAR FALLOFF

Youtube Shorts映像は長くても1分。簡潔でわかりやすい映像が多いので、見飽きることもないですし、意外と知らない便利な機能を再発見することもあります。

MODO JAPAN GROUPでもチップスやモデリング動画、機能紹介など、様々なYoutube Shorts映像をアップしていますので、ぜひそちらも実際に試してみてくださいね!