ユーティリティ/プラグイン/スクリプト」カテゴリーアーカイブ

レンダリングサービス:「RenderStreet」

自前のPCだけでは時間内に処理できないレンダリングを、クラウドのレンダリングサービスに任せる経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?MODOで利用できるレンダリングサービスと言えば、「RebusFarm」や「GarageFarm」といったところが有名かと思いますが、今回は「RenderStreet」をご紹介いたします:

https://render.st/

現在「RenderStreet」でサポートされているのは、BlenderとMODOのみ。サイトは英語表記のみですが、それほど難しい設定もなく、FTPなどでプロジェクトフォルダごとコピーするだけの簡単設定です。最初に試用のための25ドルがついていますので、レンダリングサービスに興味がある方は、ぜひ一度試してみてください。

 

キャラクタアニメーションプラグイン「CharacterBox」体験試用時間延長のお知らせ

MODOの超強力キャラクターアニメーションプラグイン「CharacterBox」ですが、今まで15分に制限されていた体験試用時間が、この度1時間に延長されました!

CharacterBox 体験版

15分じゃあ評価するのは難しい。。。と思っていた方も多いかと思いますが、1時間あれば十分お試しいただけるはず!明日9月29日(金)MODO ユーザーミーティング 2017 in JAPAN」でもご登壇いただく株式会社サンジゲン様が取り組んでいる次世代映像制作研究開発プロジェクト「Project M.I.R Orbiter」でも、このCharacterBoxを利用してアニメーションが設定されています。

下記ライブ配信アーカイブにてCharacterBoxの特徴などをご紹介しておりますので、「CharacterBoxっ一体何?何ができるの?」の方は、ぜひぜひご覧ください!

 

キット:「maxTD Rigging Toolbox」

MODOでのリギング作業用に便利なツールキット「maxTD Rigging Toolbox」がmaxTDからリリースされましたので、ご紹介いたします:

maxTD Rigging Toolbox

スケルトンの一括リネーム、検索置換、分割・削除など、リギング作業をすすめる上であると便利な機能、多彩なアセンブリが数多く揃えられてあります。

この「maxTD Rigging Toolbox」のアセンブリを使って、ピストンリグを組む方法をWilliam Vaughan 氏が下記ビデオで解説されていますが、驚くほど簡単に設定ができているのがわかります:

リギング・キャラクタアニメーション作業を行われる方は、ぜひ揃えておきたいキットの一つではないでしょうか。

 

キット:「Render Assistant for MODO」

MODOに関する様々な情報を発信しているpixelfondueのサイトでは、続々と新しいキットが公開されていますが、今回はYazan Malkosh氏が制作した「Render Assistant for MODO」をご紹介します:

Render Assistant for MODO

Yazan Malkosh氏と言えば、SLIKなどのライティングやマテリアルなどに関するキットをリリースしてきた実績がありますが、今回手がけたこのキットでは、プロダクトデザイナー用にフォトリアリスティックなレンダリングをアシストする機能を提供します。レンダリングに関する細かい様々な設定は、インターフェイス上に広く配置されていますが、このキットでは関連するそれらの設定を一つにまとめ、セットアップにかかる時間を短縮できるような工夫がなされています。価格は39ドル。レンダリングの設定に時間がかかってしょうがないという方は、こういったキットを使ってみるのも良いかもしれませんね。

 

ウェブ:「無償キット」ページ公開

MODO開発元であるFoundryでは、MODOの機能を追加してくれるMODOキットに対し、有償版だけでなく、無償版にも力を入れて配布しています。この度、MODO JAPAN GROUPでは、MODOを有しているユーザーの方対象に無償で配布しているキット専用のページを作りましたので、ぜひご覧ください:

MODO 無償キットのご案内

ZBrushやAfterEffectsとのブリッジ用キットSubstanceデータを読み込むためのインポータUnity/UnrealEngineなどリアルタイムエンジン用のテクスチャ集など、様々な無償プラグインが配布されています。またこの他にも、建築ビジュアライゼーション用の素材集である「VP ARCHVIZ kits (アークビズキット)」のページでは、お試し用のフリーデータも用意されています。

まだご存じなかったキットもあるかもしれません。ぜひチェックしてみてください!

 

キット:「CharacterBox for MODO」MODO JAPAN GROUPでの取り扱い開始!

本日より弊社MODO JAPAN GROUPでも、MODOにおけるキャラクタアニメーション機能を大幅にアップしてくれるキット「CharacterBox for MODO」の取り扱いを開始いたしました!

CharacterBox for MODO

これにより、今後は弊社もしくは弊社経由で販売代理店様からのCharacterBox for MODOのご購入が可能となります(※お取扱いはパッケージ版のみとなります。ダウンロード版は開発元である株式会社ピー・ソフトハウス様のみでのお取扱いです)。またそれに伴い、弊社および弊社経由で販売代理店様(販売元であるToo様を除く)より本プラグインをご購入いただいたお客様のサポートは弊社で行ってまいります。

キャラクタアニメーションに必要となる様々な機能を有するモジュラーリグ形式のCharacterBox for MODO、ご興味をお持ちの方はぜひ、今年3月に行いましたCharacterBox for MODOの機能をご紹介するライブ配信映像のアーカイブをご覧ください:

高機能かつ幅広くサポートされた汎用性の高い製品となっているのが、おわかりになるかと思います。

まずは使ってみたいという方は、株式会社ピー・ソフトハウス様のウェブよりぜひ体験版をお試しください!

「CharacterBox for MODO」体験版のご案内

体験版にはサンプルも含まれておりますので、ぜひそちらもご活用ください!

 

キット:「Screen color picker」

Foundryフォーラムにおいて、カラーピッカー用の便利キットが公開されていましたので紹介いたします:

https://community.foundry.com/discuss/post/1092080

screen_color_picker

画面上の色を取得してくれる、いわゆるスポイトツールのような機能です。Mac版の場合だと、標準のカラーピッカー自体に色を取得してくれる機能が提供されていますが、Windows版の場合にはそういった機能がなかったため、こういう機能を要望される方も多かったかと思います。

キットをインストールすると、カラーピッカー画面に「Screen Picker」というボタンが現れますので、そちらをクリックし、出てきたパネル上でマウスをクリックしたまま、画面上で拾いたい色までマウスをドラッグします。そうすると、インタラクティブに取得した色がパネル上で塗りつぶされますので、色の確認や設定がとても簡単に行えるようになっています。

このキットを使うことで、チームで制作する場合など、用意しておいた様々なパレットから色を拾うことができ、作業がとても簡単になりそうですね。

 

制作事例:未来のレトロカーモデリングメイキング

MODOに関する様々な情報を発信しているpixelfondueのサイトにおいて、未来のレトロカーモデリングのメイキングが公開されていましたので、ご紹介いたします:

https://www.pixelfondue.com/blog/2017/7/23/modo-future-retro-car-modeling-breakdown

このモデリングにはWilliam Vaughan氏が公開しているMOP Boolean Kit for MODOキットが多用されています。MOP Boolean Kit for MODOではMODOのプロシージャルモデリング機能を用いて非破壊型の処理を行いますので、パーツの組み合わせを多用するモデリングにおいては、非常に役に立つツールキットとなっています。

MOP Boolean Kit for MODOのページには、他にもさまざまな事例が続々と掲載されていますので、ぜひ一度ご覧ください!

MOP Boolean Kit for MODO

 

スクリプト:「Alpha 2 Weight」

ゲームの世界などでよく使われる頂点カラーマップ(RGBA)ですが、MODOでは標準のペイント機能を使えば簡単かつ直観的に頂点カラーマップを作成することができます。

しかし、残念ながら現時点(MODO 11.1リリース時点)ではRGBAのアルファの効果をビューポート上およびプレビュー上で確認することができません。この機能を実装すべく、開発元であるFoundry社には既に機能要望を出していますが、とりあえずこの問題を回避するため、RGBAのアルファの値をウェイトマップへと変換するスクリプトをご用意いたしました。このスクリプトを利用することで、アルファ=ウェイトマップをレイヤーマスクとして使用し、プレビューで確認できるようにしましたので、アルファ付きのカラーマップをMODO上でご確認されたい方は、ぜひ一度お試しくださいませ:

[Alpha 2 Weight]

MODOでの頂点カラーマップの作成、およびレンダリング方法は、以下の日本語解説ビデオで公開しておりますので、そちらをご覧ください:

【頂点カラーマップの作成およびレンダリング法】

 

キット:「SketchFab MODO Exporter ver2.1」公開

3Dデータ投稿共有サービス「Sketchfab」へMODOデータを出力するためのキット「SketchFab Exporter Kit 」のバージョン2.1がリリースされました。バージョン2.0でMODOからの出力がうまく行えなかった問題が解消されていますので、アニメーションも含め、メッシュやテクスチャなども、ブラウザ上で表現することが可能です:

SketchFab MODO Exporter ver2.1:https://sketchfab.com/exporters/modo

Sketchfabには、MODOを使って制作された素敵なコンテンツいくつもアップされています:

Terminusoid by MK on Sketchfab

世界観のある素敵な作品ですよね。SketchFabであれば、この世界観の中を自由に泳ぎ回ることができます。SketchFabは無償サービスであり、エクスポータも無償でご提供いたしております。複数人チームでの制作状況の確認用としても、また作品投稿の場としても、非常に有効なサービスですので、ぜひ一度、試してみてください!