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キット:「CAD Tools Kit for MODO」

CADソフトとMODOの間でデータのやり取りをされている方も多いかと思いますが、CADソフトで作られたデータを、ただそのまま読み込むだけではどうしてもトポロジが汚い状態になってしまうことがありますよね。もちろん、PowerTranslatorsなどのツールを使えば、ポリゴンの分割具合なども自由にコントロールがきくのですが、それらのツールを使うほどでもない場合、またはすでにポリゴン形式(OBJなど)で出力されてしまっているCADデータのクリーンアップを行いたい場合などは、このツールを使ってみてはどうでしょうか?

CAD Tools Kit for MODO

こちらのツール、すでに読み込んでいるジオメトリをクリーンアップしたり、ベベルや穴開きの状態に対して後から修正を加えることができるそうです。今月末までハロウィン価格ということで特価で購入できるそうですので、CADデータを頻繁に使うという方はぜひこちらのビデオを参考に、使用を検討してみてください!

 

キット:BabylonDreams Pipeline

フリーランスのアーティストで構成されるBabylonDreamsが、数年に渡り開発してきたMODOキットを一般にリリースいたしましたので、ご紹介いたします:

http://pipeline-kit.babylondreams.de/

このキットには40以上ものコマンドが含まれており、MODOワークフローをさらなる次元へと高めてくれるとあります。上記紹介ビデオでもその一部が紹介されていますが、インスタンスに影響を及ぼすことなくソースのセンターを編集したり、元の階層を変更した時にインスタンスの階層も同様に反映させることができたりと、実際の現場でよく使われる便利なツールが揃っているようです。上記ウェブサイトには全機能のリストが記載されていますので、要チェックですよ!

 

キット:「 Package Design and Construction(PACK)」「Model Bashing」12.1対応版配布開始

先週金曜日(06/22)にMODOの最新バージョンMODO 12.1v1日本語版をリリースいたしましたが、既にお試しになられましたか?このMODO 12.1v1ではインターフェイスに新たに手が加えられている反面、今まで備わっていたレイアウトタブが取り除かれています。レイアウトタブでは、シーンレイアウトの配置を行うために快適なインターフェイスとなっていたのですが、他のタブでも同様の役割を担えるようになっており、独立したレイアウトとして存在する必要性が低くなったためです。ただし、主にこのレイアウトタブを介して利用されていたキットに関しては、12.1でもストレスなくお使いいただけるよう、修正版がリリースされています。

一つは、パッケージデザインおよびビジュアライゼーションを、素早く作り出すためのキット「 Package Design and Construction(PACK)」:

そしてもう一つがモデルや画像のライブラリ集である「Model Bashing」:

どちらも英語版ではありますが、操作に迷われることがないシンプルなキット&ライブラリ集となっています。こういったキットをご利用になることで、制作時間の短縮を図ることができ、その分、よりクリエイティブな作業に時間をかけて集中することが可能になりますので、ぜひ導入をご検討ください。各キットを既にお持ちで、MODO 12.1v1をご利用の方は、ぜひこれらキットの最新版をダウンロードの上、ご利用ください:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト:http://www.modo3d.jp/tech/modo_dl/

 

CAD POWERセット価格改定のお知らせ

この度、SLIK2(Studio Lighting & Illumination Kit)の販売終了に伴い、SLIK2をバンドルしていたCAD POWERセット価格も改定となりました:

このCAD POWERセットは、CADデータの入出力をサポートするプラグインおよびマテリアルライブラリをセットにした以下4製品のバンドル商品となっています:

PowerTranslators for MODO
Power SubD-NURBS for modo
Studio Environment Set 1 from 9b studios
Studio Environment Set 2 from 9b studios

これら製品をそれぞれ単品でご購入いただくと合計146,000円(税抜)となるところを、このCAD POWERセットでは20%オフ116,800円(税抜)にてご提供いたします。MODOとCADを連携させるのに必ず役に立つツールのコレクションとなっていますので、CADデータの入出力が必要な方は、ぜひこのツールの導入をご検討ください。

CADデータの入出力をサポートするプラグイン「PowerTranslators for MODO」「Power SubD-NURBS for modo」については、15日間無償でお試しいただける体験版もご用意致しておりますので、ぜひお手持ちのデータでお確かめください!

CADツール体験版お申し込みページ:http://modogroup.jp/modo/cad/modo-cad-trial

 

MODO 12.0v1 完全日本語マニュアル配布開始&ACS2.02公開

大変お待たせいたしましたが、本日よりMODO 12.0v1日本語版インストーラには、MODO 12.0v1に対応した完全日本語マニュアルが付属するようになりました。ご利用の方は現在お使いのMODO 12.0v1をアンインストールの上、弊社ダウンロードサイトより最新のインストーラをダウンロードし、インストールをお願いいたします。プログラム自体に違いはありませんので、設定ファイル(コンフィグファイル)はそのままで問題ありません。ぜひご利用ください:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト:http://www.modo3d.jp/tech/modo_dl/

modo1201v1_manual

また、Auto Character Setup 2(ACS 2)のマイナーバージョンアップ2.02も配布開始いたしました。このビルドでは以下の不具合に対応および修正しています:

スナップショット機能がMODO 10.1以降で正しく動作しない問題を修正
複数キャラクタが存在するシーンにおいてバインドメッシュコマンドが動作しない問題を修正
複数キャラクタが存在するシーンにおいてリジッドメッシュコマンドが動作しない問題を修正
複数キャラクタが存在するシーンにおいてバインドメッシュプロキシコマンドが動作しない問題を修正
シーンから2体目のキャラクタを削除した後にACSが動作しなくなる問題を修正
初期設定でアイコンサイズを小に設定しているとACSアイコンがすべて見えなくなる問題を修正
ACSアニメーションの小さなアイコンがUI上に表示されなくなる問題を修正
キャラクタを削除ではメッシュを削除することはなくなりました。削除コマンドではリグ付きのキャラクタメッシュを削除するかどうかのオプションが提供されるようになります。

Auto Character Setup 2(ACS 2)をお持ちの方は、こちらもぜひ最新版をご利用ください。

 

キット:「The Grid kit | Particle operator assembly for MODO」

MODOの様々な情報を発信しているpixelfondueのサイトで公開されている新しいキットをご紹介します:

The Grid kit | Particle operator assembly for MODO

下記の動画を見ていただけると分かる通り、すごくかっこいい効果が表現できるんですよね:

こちらはパーティクルオペレータのアセンブリを利用して作られているそうなのですが、ユーザーは難しい中身のリグのことを気にせず、アセンブリ化された機能を活用して、自分が表現したいものだけに集中することができます。

自分で組んだリギングは、アセンブリとして保存しておくことで、何度でも活用したり、またほかへと公開することも可能ですので、ぜひ活用してみてください:

アセンブリの作成法・活用法

 

キット:「The Instant Lighting Kit for Modo」

MODOにおけるレンダリング関係のチュートリアルマテリアルも作られているクリエイターRichard Yot氏から新たにレンダリング関係のキット「The Instant Lighting Kit for Modo」がリリースされました。このキットは短時間かつ最短の手数で美しいレンダリング結果を出すインスタントライティングを設定するためのキットです:

The Instant Lighting Kit for Modo

なかなかお手軽そうなキットだなー、ということで早速購入して試してみました!

購入後、ダウンロードしたInstant_LightingフォルダをKitsフォルダの中にコピーすればインストールは完了です。Kitsフォルダの場所がわからない場合は、システムメニュー > コンテントフォルダを開くを実行すれば、Kitsフォルダの場所がすぐにわかります。

MODOを起動するとツールバー上には新たなInstant Lighting用のアイコンが出てきますので、そちらをクリックするとプリセットが登場します:

instant_lighting01

背景用となるメッシュも用意されていますので、メッシュを設置し、スタジオ・屋内・屋外とお望みの環境を読み込んで設定するだけ。キット名の通り、ぱぱっと設定して見栄えのするライティングを実現できるとってもお手軽なインスタント設定です:

instant_lighting02

このキットの価格はお求めやすい$30。個人的には$30でこの手軽さが手に入るのであれば安い!という印象でした。難しい調整も必要なく、ぱぱっと見栄え良く見せたいといった用途であれば、大変おススメなキットです!

 

チップス:キットの作り方

Shrinkwrap 1.0」や「TracerX」を始めとして、MODOもサードパーティ製の様々なスクリプトなどが作られてきており、自分でもちょっとした便利スクリプトを開発してみようかなと思われる方も増えてきたのではないでしょうか。

弊社でもユーザー様からのリクエストにお答えして「Mirror Skeleton Weight」「Visible Selected Meshes」といった機能拡張用のスクリプト、またスクリプト学習の手助けとなるようなサンプルスクリプトを開発・公開していますが、スクリプトを配布する場合には、そのスクリプトファイル単体を配布するのではなく、キット形式で配布すると非常にスムーズにお使いいただけるようです。

キットを使うことはあっても、キットを作るって一体どうやって?とお思いの方に、弊社ではいちからキットを作成するためのドキュメントを<機能紹介・チップスサイト>に公開いたしました:

チップス:キットの作り方

このドキュメントでは、キット作成の際に必要となるフォルダ構成、インデックスファイル、シンプルなインターフェイスの作成、ユーザー値の定義方法、スクリプトの修正箇所、そしてローカライズ方法まで、最低限の知識を一通り解説しています。

このドキュメントで解説している方法が必ずしもベストであるとは限りませんし、スクリプトを作っていく上でさらに複雑なインターフェイスやコントロールが必要となる場合も多々あるかと思いますが、キット作成に踏み出す入り口として、ぜひご自由にご活用くださいませ!

 

キット:「Geo From Curves 1.5」

カーブを制作するための便利キットとして以前ご紹介した「PolyStrips From Curves」が、新たに「Geo From Curves 1.5」として生まれ変わりました:

以前までの「PolyStrips From Curves」ではアニメーションを意識した作りになっていませんでしたが、この「Geo From Curves 1.5」では大きく機能が拡張され、時間が経過するにつれトポロジが変化するようなアニメーションカーブをサポートしており、TracerXと併用することで、さらに表現の幅も広がることでしょう。他にもカーブを利用したヘアツールとしても活用いただけます。

カーブを多用したモデリングを行われる際には、欠かせないツールとなりそうです!

 

キット&プリセット:「FlexFuse」

MODO 11.2のリリースと同時に、MeshFusionの作者Darrel Anderson氏が開発したキット&プリセット「FlexFuse」も公開されています:

https://community.foundry.com/discuss/topic/136402/introducing-the-flexfuse-kit-for-modo-11-2

こちらのキットには、プロシージャルモデリングを利用して作成されたメッシュアセットのプリセットがいくつも用意されており、専用のメニューも搭載されています。MODO 11.2で実装されたCloud Asset(クラウドアセット)機能により、プリセットブラウザから直接すぐにダウンロード&インストールできます。

flexfuse_install

Cloud Asset(クラウドアセット)機能の利用方法については、こちらの日本語解説ビデオをご覧ください:

プリセットブラウザからのアセットシェアの利用法

インストールされたプリセットはFlexFuse Geoフォルダの中に収められていますので、アクセスも簡単です。プリセットをダブルクリックしてシーンに読み込まれたモデルは、コントローラをドラッグするだけで、簡単に様々な形状へと変形させていくことが可能です。FlexFuse用の細かいメニューは、モデルパレットのFusionサブタブの中にボタンをクリックすると出てきます:

flexfuse

このコントローラはチャンネルハンドルという機能を利用して表現されていますが、共通に使えるインターフェイスとしてとても便利に使えます。共有して使えるようなアセットを作成する場合などには、ぜひ活用してみてください:

チャンネルハンドルの活用法