前回ご紹介したModo 16.0から新たに実装された条件コマンドの、さらなる便利な活用法としてサンプルをひとつご紹介いたします:
「カスタムの条件に従って動作する条件コマンドのサンプル ~その1~」
問い合わせて返ってきた値によって動作を変えることができる条件コマンド、大変便利ですので、ぜひ使ってみてくださいね!
前回ご紹介したModo 16.0から新たに実装された条件コマンドの、さらなる便利な活用法としてサンプルをひとつご紹介いたします:
「カスタムの条件に従って動作する条件コマンドのサンプル ~その1~」
問い合わせて返ってきた値によって動作を変えることができる条件コマンド、大変便利ですので、ぜひ使ってみてくださいね!
Modoを使っていくうちに、こういう場合にはこのツール、また違う場合にはこのツールといった、ワークフローの中で自分が良く使うツールというのが決まってくるかと思います。Modoバージョン16.0ではそのような特定の条件に従って動作する条件コマンドという機能が実装されました:
設定するのが多くて大変そうに見えますが、理解すると非常に便利で、さくさく動作する環境をつくるのに役立つ機能です。今回ご紹介するのは基本的な設定方法のところまでですが、この後、さらにこの条件コマンドのサンプル例をいくつかビデオでご紹介する予定です。ぜひこの基礎設定編で基本的なことを頭に入れて、サンプルも楽しんでください!
またこの条件コマンドの設定で使ったワークベンチ機能も、大変使える機能となっています。ワークベンチはバージョン12.2で追加されましたが、こういった設定を行う際には欠かせない便利なツールですので、使ったことがないという方は、こちらもぜひ試してみてください:
Modo最新バージョン16.0からは、Modoに関する設定を保存する設定(コンフィグ)ファイルの構成が代わり、従来よりもさらに管理しやすくなりました:
「バージョン16.0で変化した設定(コンフィグ)ファイルの構成」
いままでは1つのファイルにすべての設定が書き込まれていたため、不具合が生じてリセットする場合、すべての設定がリセットされていましたが、各設定項目ごとに設定ファイルが分割されたことにより、特定の箇所だけをリセットすることが可能になっています。地味ですが、かなり役立つ変更となっていますので、トラブルの際にはぜひこちらのビデオを参考にしてみてください。
Modoではバージョンを重ねるごとに、ダイレクトモデリングで使えていたツールがプロシージャルモデリングでもそれ以上の機能を有しながら使えるよう実装されてきましたが、Modo最新バージョン16.0ではユーザーの方々からのリクエストが多かったブリッジツールがプロシージャルモデリングとして新たに実装されました:
ブリッジツールの場合、これまでは同じような処理を実現しようとするとArrayを使うなど、面倒な手続きが必要だったのですが、今回からは簡単に操作できるようになりました。プロシージャルモデリングも、ダイレクトモデリングにおける機能が多くサポートされるようになってきましたので、今まで使ってこなかったという方もぜひ使ってみてください。プロシージャルモデリングについて詳しくは、下記トレーニングビデオなどの学習コンテンツもご用意しておりますので、ぜひそちらの使用もご検討ください:
ベベルや押し出しなどの処理で便利に使えるプロファイル機能ですが、従来までのバージョンではプリセットとして登録されている形状のみを使っていましたが、バージョン16.0ではさらにシーンに存在する別のメッシュアイテムを使用できるようになりました。
「シーン内のアイテムをプロファイルプリセットとして使うには」
メッシュアイテムをプロファイルとして使えるようになると、後からの編集作業が大変楽になりますし、形状の変化をアニメーションさせることも可能です。プロシージャルモデリングではプロファイルを使うと、後から形状の差し替えなどが大変楽に行えますので、ぜひこのコンテントプリセットの機能を便利に利用してみてください。
Modo最新バージョン16.0では、シェーダツリーにワークフローを効率化させるための様々な改良がなされていますが、さらにプロシージャルテクスチャをビューポートで確認できるようになるテクスチャキャッシュという機能も新たに搭載されました:
「ビューポート上でプロシージャルテクスチャを描画するテクスチャキャッシュ機能」
ベイクと似たような機能ですが、いちいちベイク処理を明示的に行うことなく、テクスチャのプロパティを変更したり、メッシュのジオメトリを編集しても、バックグラウンドで演算処理を行って自動的に更新し、ビューポート上でリアルタイムに確認できますので、大変便利に使うことができます。またそのままファイルへの保存も可能なので、そのためだけに改めてベイク処理を施す必要もありません。
特に難しい処理も必要なく、手軽に使える機能ですので、ぜひ試してみてください!
Modoライブストリーミング配信「Modoって?」のホストを務められているクリエイターMatt Meersbergen(マットミーズベリゲン)氏が制作されている大人気Youtube Short動画をご覧になった方も多いかと思います。このProfessor Eggtopシリーズがまとめられたトレーラーが公開されていましたので、ご紹介します:
シリーズからいくつかが抜粋しまとめられていますが、皆さんのお気に入りの動画は入っていますでしょうか?個人的にお気に入りなのは、車の中でジェラルドがポンッと大きくなってポワポワがはみ出しているシーンと、マインクラフト風のシーンですが、このマインクラフト風のシーンについては、Matt氏自らメイキングを配信したアーカイブ動画が公開されています:
Modoライブストリーミング配信「Modoって?」の中でも、日本語で簡単に解説していただいていますので、そちらもぜひご覧ください:
通常のシーンとマインクラフトのシーン、切り替えをユーザーチャンネルで行っているんですよね。ユーザーチャンネルを使うと、シーン内の様々な制御が簡単なインターフェイスで行えるようになります。まだ使ったことがないという方は、ぜひ試してみてくださいね!
Modoを活用されているクリエイターとして、また数多くのチュートリアルビデオを公開されていることでも広く知られているWilliam Vaughan氏によるModoお気に入りの機能を5分間で紹介するビデオ「5 Minutes of Modo」が公開されています:
ざっとリストするだけでも、以下のような機能が紹介されています:
・ループ選択や前後ループの選択、選択の拡張などの富な選択方法
・コンポーネント間における選択の変換
・手軽に追加編集可能なインターフェイス付き選択セット
・ピン留め機能も付加されたUVリラックス
・リアルタイムのUV分割と縫合ツール
・モデリング変形に便利に使えるスカルプトツール
・モデリングにもUVにも組み合わせ可能なフォールオフ
・モデリングやエフェクトに活用されるウェイトマップ
・ペイント感覚で設定できるウェイトツール
・カーブを活用したペイントやスカルプトツール
・簡単に組めるリグシステムとリグクレイ機能
・アニメーションの確認がしやすいオニオンスキン機能
・標準機能で可能なNPRエフェクトやファー/ファイバー表現
改めて見てみると、様々な機能が用意されていますよね。使用用途によって活用される機能も人それぞれだと思いますが、いつもは使っていない機能も試してみてはどうでしょうか?
Modoの機能を解説する日本語解説ビデオもご用意いたしておりますので、興味がある機能があれば検索でそのキーワードを入力して、該当するビデオを探してみてくださいね:
ModoとSubstance3D、UE4を使って作成したシーンのワークフローが公開されていましたので、ご紹介いたします:
https://80.lv/articles/creating-a-pilgrimage-scene-in-modo-substance-3d-painter-ue4/
一枚のコンセプト画をもとに、それを再現する3Dシーンを作り上げていくうえで、Modoのカメラパースマッチング機能を利用して、ラフなモデルを作り上げています。写真や画像などをもとに、3DシーンをCGの中で再現していくには、このパースマッチングの機能が欠かせませんよね。
パースマッチング機能はModoバージョン902より追加されましたが、このバージョン902ではパースマッチングのみならず、カメラ周りの便利な機能がいくつも追加されており、とても面白い機能が揃えられています。
日本語解説ビデオもご用意いたしておりますので、お手持ちの写真などでぜひ試してみてくださいね!