MODO 801ではメッシュシャッター機能が搭載されたことにより、粉砕のアニメーションが可能になりましたが、表現をさらに目立たせるために、粉砕と同時にパーティクルを発生させたい場合もあるかもしれません。MODO 801において、複数のアイテムが粉砕などの衝突が生じた時点でパーティクルを発生させる方法をご紹介します。メッシュシャッター+ダイナミクス+パーティクルと組み合わせて、魅力的なアニメーションに挑戦してみてください!
MODO 801ではメッシュシャッター機能が搭載されたことにより、粉砕のアニメーションが可能になりましたが、表現をさらに目立たせるために、粉砕と同時にパーティクルを発生させたい場合もあるかもしれません。MODO 801において、複数のアイテムが粉砕などの衝突が生じた時点でパーティクルを発生させる方法をご紹介します。メッシュシャッター+ダイナミクス+パーティクルと組み合わせて、魅力的なアニメーションに挑戦してみてください!
MODOではポリゴンなどの実体を持たないカーブに対してもレンダリングさせることができますが、MODO 801ではさらに、その始端・終端をコントロールすることにより、面白い表現を可能にすることができます。使い方次第で様々な表情を見せることができるかと思いますので、ぜひいろんな表現を試してみてください!:
MODOでは頂点マップを別の頂点マップへと転移する方法というのが用意されていますが、これと同じような感覚で、MODO 801では粗い形状(ケージ)に施した変形処理を、別のメッシュへと転移するラップデフォーマという新たなデフォーマが用意されています。高解像度のメッシュに対して、あらかじめ粗い形状でレスポンスよく動きを設定し転移させたい場合、また粗い形状に対して設定した変形を一括で複数のメッシュに対して適用させたい場合などに、便利に使えるデフォーマになっています。
ダイナミクスの機能はMODO 601から搭載されておりましたが、硬いメッシュと硬いメッシュとが衝突した時に粉砕してバラバラの破片になってしまうといった表現を実現するための機能は、標準では実装されておりませんでした。今回のMODO 801では、その粉砕した破片を自動で作成してくれるメッシュシャッターの機能が搭載されました。これでどんなものでも粉砕可能!さらに粉砕するときの形状についても、いくつかのオプションが用意されていますので、シチュエーションに合わせた粉砕方法をお選びいただけるようになっています:
このメッシュシャッター機能を利用して作成された映像が、Youtubeにアップされているようです。見事に粉々ですね:
ペイントとスカルプト機能におけるMODO 801での大きな進化点は、カーブコンストレイントが実装されたことでしょう。この機能は、モデル上にカーブを投影した箇所、もしくはカーブとモデルとが接している個所に対してペイントやスカルプトを行うことができる機能です。この機能が実装されたことにより、ペイントやスカルプティングをより正確にコントロールできるようになりましたので、今までよりもさらに便利に手軽に使えるようになっているかと思います。
MODO 701以前でも頂点法線を頂点マップに焼き込む方法というのが実装されていましたが、MODO 801ではさらに一歩先に進み、この頂点法線を編集できる機能が追加されました。頂点法線を編集できるようになったことにより、カメラアングルやライティング、またジオメトリを再編集することなく、見た目に微調整を加えることが出来たり、また頂点法線にバリエーションを付けることで、データを軽くすることができるなど、様々なメリットが考えられるようになります!
4月25日(金)より発売開始と同時に行ってまいりましたMODO 801 アップグレード発売記念キャンペーン、いよいよ11日(日)で終了です!通常のアップグレード価格よりも10,000円オフでご提供しておりますこのキャンペーン、皆様アップグレードはお済みでしょうか?
MODOはアップグレード元がどのバージョンでも問いません。古いMODOを持っていてそのままだなぁ、と思われる方は、ぜひ進化を遂げた最新バージョンMODO 801 をご利用くださいませ!
さて、本日ご紹介するMODO 801 新機能はダイナミックリプリケータ!今までは、リプリケータを利用した大量のアイテムをダイナミクスで処理することは難しかったのですが、MODO 801 からはパーティクルとダイナミクス、リプリケータを組み合わせて使うことができるようになりました。
MODO 801ではいくつか新しいマテリアルが追加されており、今まで難しかったような表現を簡単に実現できるようになっています。その一つが薄膜(Thin Film)マテリアルです。薄膜(Thin Film)マテリアルを使用して、シャボン玉を表現する方法をビデオでご紹介しておりますので、ぜひ再現してみてください!
薄膜(Thin Film)マテリアルを使用したシャボン玉の作り方
MODOを使用して制作されているショートフィルム「The Mega Plush」のエピソード2が公開されました!
登場人物はすべてヌイグルミなので、戦闘シーンではリアルな血しぶきの代わりに、中のスポンジがポワンポワンと飛ぶというアンバランスさが魅力的な映像となっています。
この「The Mega Plush」シリーズの制作者Matt Burniston氏は、先日行われましたMODO 801ライブストリーミングの中で講演されており、この「The Mega Plush」のキャラクタ(ヌイグルミ)のファーの生やし方を紹介してくれています。このライブストリーミングの模様はアーカイブで公開されていますので、ぜひ参考にしてみてください。Matt氏の登場は55分あたりから。
この「The Mega Plush」、はやくもエピソード3が進められているらしいです。楽しみですね。
さて、本日ご紹介するMODO 801の新機能はオニオンスキン!「The Mega Plush」のようなキャラクタアニメーションにもピッタリの機能です。アニメーション制作にぜひご活用ください:
MODO 801ではプローブフォールオフという機能が追加され、フォールオフとサンプル位置との関係により、シーン内に存在するあらゆるチャンネルをコントロールできるようになっています。この機能が搭載されたことにより、何らかのイベントが発生すると、それに関連した事象が作動するようになりますので、リグを組んでシーンをコントロールしたい場合などには欠かせない機能となりそうです!