機能紹介」カテゴリーアーカイブ

【MODO 10.2新機能紹介】ベジェツールとカーブツールの改良点

MODO 10.2 からはカーブツールにもさまざまな手が加えられています。モデリング時に余計な手数を増やすことがないよう、アクセスをしやすくしたり、起動のひと手間を減らす工夫などがなされています。

ベジェツールとカーブツールの改良点

MODO 10 シリーズからはB-Splineカーブもサポートされ、モデリングにカーブを多用するケースもより増えてくるかと思いますので、地味ながら嬉しいアップデートになりそうです。

 

【MODO 10.2新機能紹介】10.2で改良されたMeshFusionの使い方

MODO 10.2からは、サブディビジョンサーフェイスをリアルタイムにブーリアン処理を行うツールMeshFusionに大きく手がくわえられました。今までよりも簡易化され、またパフォーマンスを改良するための工夫もなされています:

【MODO 10.2新機能紹介】10.2で改良されたMeshFusionの使い方

MODO 10.2でインターフェイスや組み方が大きく変わっているため、戸惑われるかもしれませんが、ベースの考え方は今までと同じです。とても便利な機能ですので、ぜひ使ってみてください。

また一部リソースの問題により、MODO 10.2上のMeshFusionで複合トリムの解除がうまくいかない場合が発生します。その場合には、以下のFAQをご覧ください:

MODO 10.2でMeshFusionの複合トリムを解除できない

 

【MODO 10.2新機能紹介】インターフェイスの改良点

先週14日にリリースされたばかりのMODO 10.2には様々な新機能の搭載、また改良が施されています。本日は一番基本的なMODO 10.2におけるインターフェイスの改良点についてご紹介します:

10.2におけるユーザーインターフェイスの改良点

改良点の一つ一つは地味で、決して大きな機能ではありませんが、このような使いやすさを追求していくことにより、ワークフロー全体の効率化を向上させることが可能になってきます。

 

ビデオ:ZBrush+ACSポージングパイプライン

ACS2(Auto Character Setup)キットと言えば、キャラクターをアニメーションさせるというイメージが強いかと思いますが、ACSはアニメーションだけではなく、ポージングに対しても非常に有効なツールです。今回はZBrushでモデリング、MODO+ACSでポージングを行うというパイプラインを紹介しているチュートリアル映像をご紹介します:

Auto Character Setup 2 Kit (ACS 2:自動キャラクタセットアップキット)

ACS2を利用して単体のポーズを作るだけでも良いですし、アニメーションを設定すれば自動補間される動きの中で、より良いポージングを何パターンも検討することができます。ZBrushとMODOを併用されている方は、ACS2をそのワークフローの中に取り入れてみてはいかがでしょうか?

ACS2(Auto Character Setup) 機能解説ビデオ

 

「アニメーション」コラム連載開始!

MODOを習得していく中でも、なかなか馴染みにくいカテゴリがズバリ「アニメーション」ではないでしょうか。「アニメーション」にチャレンジしてみたいけれど、なかなか手を出しにくいと感じられている方も多いはず。そこでMODO JAPAN GROUPでは、アニメーションをこれから学んでいくという方と同じ目線にたってMODOのアニメーションの良さ、設定の仕方をお伝えできるよう、「アニメーション」コラムの連載を開始いたしました!本日はその「アニメーション」コラムの第1回目をお送りします:

特別連載コラム : アニメーションはむずかしくない

一度に多くのことをお伝えするのではなく、少しずつ確実に前に進めるよう、毎週アニメーションに関する情報をお届けできるよう頑張ってまいります。

実はこの「アニメーション」コラムの他にも、何本か他のテーマのコラムも現在進行形で企画中です。ぜひぜひお楽しみに!

 

アーカイブ:関西AECGオフ2016「MODOパーティクル解説」

7月17日(日)に開催されたAfter Effectsユーザー様向けのイベント「関西AECGオフ2016」では、柳村 徳彦氏により「MODOのパーティクルで花火を打ち上げ放題!」と題しまして、MODOのパーティクル機能についての講演が行われましたが、その講演内容がアーカイブとして公開されましたので、ご紹介いたします:

MODO全般やモデリングに関する講演は今までも数多くなされてきましたが、MODOのパーティクルに焦点を絞った講演は珍しいのではないでしょうか?とても丁寧にわかりやすく解説されている講演ですので、今までパーティクル機能は触ったことがないという方も、ぜひこのビデオを参考に、MODOのパーティクル機能にチャレンジしてみてください!

 

作例:プロシージャルモデリングによるモデル作成

The Foundry社フォーラムに、MODO 10.1で新たに搭載されたプロシージャルモデリング機能によるモデルの作成例がアップされていましたので、ご紹介いたします:

http://community.thefoundry.co.uk/discussion/topic.aspx?f=9&t=122457

制作者は以前本ブログでも紹介したことがあるアーティストSteve Barrett氏。こういった表現をシンプルな操作だけで実現し、かつアニメーションも同時に設定できることで表現を刻々と変化させていくことができるというのがプロシージャルの強みですね。

プロシージャルモデリング機能を用いたモデリング方法やアニメーション作成方法については、<MODO基本機能・チップス紹介サイト>にてご紹介しています。MODO 10をお持ちでない方は、ぜひ30日間無償でお使いいただける日本語体験版で、このプロシージャル機能を実際にお確かめください!

MODO基本機能・チップス紹介サイト::MODO 10 シリーズ 新機能

MODO 10 シリーズ 日本語体験版

 

MODO 10.1新機能:規則的なメッシュの配置を動的に行うには

今までの機能紹介ビデオでもいくつか紹介したとおり、MODO 10.1で搭載されたプロシージャルモデリング機能は、モデリングと銘打ってはありますが、モデリングのみならずレイアウトやアニメーションといった様々な使い道があります。今回ご紹介するのもその活用法の一つです:

規則的なメッシュの配置を動的に行うには

この方法であれば、リプリケータで配置するメッシュの増減をアニメーションさせることも可能ですので、例えば葉っぱや窓といったものが次々と生えていく・配置されていくといった動きを表現することもできますよね。また、フォールオフ内で使われているテクスチャロケータの値をアニメーションさせれば、一部欠損している箇所を広げたり移動させたりといったことも可能ですので、これも面白い表現が期待できそうです。

 

MODO 10.1新機能:テクスチャを利用してメッシュのサイズや配置をコントロールするには

MODO 10.1で搭載されたプロシージャルモデリングとテクスチャを組み合わせることによって、メッシュのサイズや配置といったものを動的にコントロールすることができるようになります:

テクスチャを利用してメッシュのサイズや配置をコントロールするには

プロシージャルモデリングを使うと非破壊型であるがゆえに、後からの修正が楽に行えますが、メリットはそれだけではなく、プロシージャルモデリングやテクスチャで使用しているプロパティの値をアニメーションできるという点も魅力的ですよね。上記の敷石と草のサンプルも、アニメーションさせることでどんどん景色を変えていくことができますので、面白い表現が可能になりますよ!

 

MODO 10.1新機能:カーブに沿って動的にメッシュを配置したり押し出すには

MODO 10.1で搭載されたプロシージャルモデリングの機能は、モデリングという範疇に留まることなく、アニメーションの幅を広げる一つの手法として有効です。今回は一本のカーブを使って、メッシュの成長、メッシュの移動、そしてメッシュの配置をプロシージャルモデリングを用いて行う方法を解説します:

カーブに沿って動的にメッシュを配置したり押し出すには

今回はリプリケータを使用して街灯を配置するというサンプルでしたが、他にもいろいろと応用が利きそうですよね。ぜひこれらの機能を利用して、もっと他の面白い表現にもチャレンジしてみてください。