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MODO最新メジャーバージョン「MODO 13.0v1」リリース!

本日、MODO開発元であるFoundry社より「MODO 13.0v1」がリリースされたことを受けまして、MODO JAPAN GROUPでも「MODO 13.0v1 日本語版」をリリースいたしました:

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MODOメンテナンスもしくはサブスクリプションをお持ちの方は、MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイトより最新バージョンMODO 13.0をぜひご利用ください:

MODO JAPAN GROUP ダウンロードサイト:https://www.modo3d.jp/tech/modo_dl/

MODO 13.0で新たに追加された機能・更新履歴・既知の問題点などについては、以下のページをご覧ください:

MODO 13.0 新機能リスト
MODO 13.0 更新履歴
MODO 13.0 既知の問題点

またあわせてMODO 13.0v1体験版も公開いたしておりますので、新機能を試してみたい!という方は、ぜひ体験版もご利用ください:

MODO 13 体験版:http://modogroup.jp/trymodo

さてMODO 13.0にて搭載された様々な新機能につきましては、これから日本語解説ビデオにて順次ご紹介していきますが、まずは本日第1弾としてご紹介するのはアニメーションレイヤーについてです:

アニメーションレイヤーの使い方

ユーザー様から多くのリクエストを頂いていたこのアニメーションレイヤー機能、本バージョンにて採用されることになりました。この機能があれば楽に修正できる!という場面も多く出てくるのではないかと思います。ぜひ試してみてくださいね!

 

2D↔3D 相互支援カメラ「TMSCAM(トムスカム)」解説ページ公開!

12月に開催したイベント「デジタルアニメ ワークフローセミナー」、また先日の「アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2019」にて発表・展示いたしましたMODO用2D↔3D 相互支援カメラ「TMSCAM(トムスカム)」が、2月9日(土)発売のCGWORLD誌にて掲載されました!

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このTMSCAM(トムスカム)は、トムス・エンタテインメント様が企画・開発したMODO用のカメラツールであり、このカメラツールを使えば、今まで2Dアニメーションを制作されてきたスタジオでも、3Dの導入が非常にやりやすくなります。

CGWORLD誌に取り上げられたことを受け、弊社ウェブサイト上でもTMSCAM(トムスカム)を詳しく解説したページを新たにご用意いたしました!

TMSCAM(トムスカム):http://modogroup.jp/modo/free_kits/tmscam

また、実際に試してみたいという方のために、この春目標にダウンロード公開を予定いたしておりますので、そちらもお楽しみに!

 

MODO 12.2 新機能【ピック機能によるインターフェイスエレメントの簡単コピー】

MODOの最新バージョン12.2では、インターフェイスを編集するためのワークベンチという大きな機能追加があるということをご紹介しましたが、その他にもピック機能を使うと簡単にインターフェイスを編集していくことができます:

ピック機能によるインターフェイスエレメントの簡単コピー

この機能を使うと、インターフェイスのちょっとした編集が本当に楽になりますね。ワークベンチ機能を使うほどではなく、ぱぱっと編集したいときなど、ぜひ便利に活用していただきたい機能です!

 

MODO 12.2 新機能【整数範囲に関するノードの使い方】

MODO 12.2では整数範囲に関するノードが4種類追加されています:

整数範囲に関するノードの使い方

「整数範囲って何?」と思われる方も、ビデオの中で細かく説明していますので、ぜひそちらをご覧ください。こういったノードが実装されたことにより、さらにメッシュの変形アニメーションなどがパラメトリックに実現でき、面白い表現が可能になりそうです!

 

MODO 12.2 新機能【NVIDIA Optix デノイザの活用方法】

MODO 12.2ではレンダリングにも大きな追加機能があります。NVIDIA社OptiXを利用したレンダリング画像のノイズを除去するためのデノイザ機能のサポートです:

NVIDIA Optix デノイザの活用方法

ビデオでも解説している通り、このデノイザ機能の特性を理解し利用することで、レンダリングに至る工程、またレンダリングそのものにかける時間の負担を軽くすることができますので、環境をお持ちの方はぜひお試しください!

 

アセンブリ:ステッチ機能用ジッパーアセンブリ

前回、MODO 12.2の新機能としてご紹介したステッチ機能、大変便利な機能ですが、ステッチを作るためだけの機能ではありません!ビデオの中でも軽く触れましたが、ステッチを作るだけではなく、アセンブリを活用して様々な形状をカスタマイズすることができます。

そんなアセンブリの一つとして、ステッチ機能を利用してジッパーを作るアセンブリが早速公開されています:

https://www.pixelfondue.com/blog/2018/12/1/modo-stitch-mesh-setup-pushing-points-zipper-assembly

stitch_assembly

購入・ダウンロードしたアセンブリ用のファイルは、インストールフォルダ直下の以下のフォルダへとコピーし:

C:\Program Files\Foundry\Modo\12.2v1j\extra\scripts\Modo_Content\Assets\Assemblies\Stitches

あとはステッチセットアップのインターフェイス上でアセンブリプリセットを使用オプションをオンにして、プリセットパネルからコピーしておいたジッパーアセンブリを指定するだけ!それだけで、簡単にジッパーを作ることができます。

もちろんこういったアセンブリを購入しなくても、自分でアセンブリを組むこともできますし、アセンブリでなくても通常のメッシュを指定することも可能です。こういったアセンブリを購入して、アセンブリの仕組み自体を勉強してみるのも一つの手かもしれませんね。ぜひいろんなパターンを試してみてください:

プロシージャルモデリングのアセット化

メッシュ上に簡単にステッチを作成するには

 

 

MODO 12.2 新機能【メッシュ上に簡単にステッチを作成するには】

MODO 12.2ではプロシージャルモデリング機能を利用して、メッシュ上に簡単にステッチを作成する機能がサポートされました:

メッシュ上に簡単にステッチを作成するには

この機能はアパレルメーカーやシューズメーカーなどから要望されていた機能であり、かなり手軽かつ詳細に設定できるよう設計されており、非常に優れた機能となっています。もちろん、「ステッチを作る」だけに限定した機能ではありませんので、メッシュ上に思う通りにメッシュを配置していくといった用途でも問題なくお使いいただけます。どんなことが表現できるのか、まずは一度試してみてください!

 

MODO 12.2 新機能【同一平面上のジオメトリに対する操作を可能にするフォールオフ】

MODOのモデリング機能でも非常によく使われるのがフォールオフ機能だと思いますが、MODO 12.2では新たなフォールオフのタイプが追加されています:

同一平面上のジオメトリに対する操作を可能にするフォールオフ

この同一平面のフォールオフは、複製したジオメトリなどに対して一括で処理を行いたい場合など、非常に便利に使える機能になっています。フォールオフとトランスフォームを組み合わせれば、様々な効果が期待できますので、ぜひいろんな場面で使ってみてください。

フォールオフとトランスフォームの組み合わせについては、こちらのビデオもぜひ参考にしてみてください:

複数のツールを組み合わせて一つのツールにするには

 

MODO 12.2 新機能【MODO 12.2におけるスケマティックビューの改良点】

最新バージョンMODO 12.2ではインターフェイスに関する改良がいくつか行われていますが、スケマティックビューに関しても手が加えられています:

MODO 12.2におけるスケマティックビューの改良点

リギングを組む上で、ぱっと見てわかりやすいインターフェイスはとても重要なものです。バージョン12.2では細かく調整ができるよう、コメントを入れたり、ノードをグループ化したりといったオプションがサポートされるようになりましたので、よりリグを理解しやすくなりますね!

 

MODO 12.2 新機能【バージョン12.2における3Dビューポートの改良点】

MODOのビューポートの中でも基本となるのが3Dビューポートです。この3Dビューポートに対して、バージョン12.2ではいくつか便利な機能が追加されています:

バージョン12.2における3Dビューポートの改良点

スナッピングの深度制限オプションバウンディングボックスしきい値の設定といったシンプルだけれども効果的な機能が本バージョン12.2では追加されています。ジオメトリが膨大なシーン、複雑なシーンなどで作業される際にストレスを感じる場合は、こういった機能をぜひ試してみてください!