CGWorld 3月号 SPEED MODELER(modo特集記事)のお題は「オフィスチェア」
記事ではモデリングの工程一つ一つが丁寧に解説されており、大変参考になるのですが、実はそれよりも注目してほしいのは記事最後のページに記載されているCOLUMNの内容。お題に沿ったモデリング手順の説明が行われた後で、そのポイントとなる点を短く、しかし的確に指摘されているんですね。毎回、このコラムを読むのが大変楽しみです。次回も期待しております!
先月のお題は「ギター」でしたが、CGWorld11月号のmodo連載記事のお題は「ヘッドホン」
以前、modoユーザーグループの日比氏もヘッドホン製作のデモをなさってましたが、完成したワイヤーフレーム図が見ていて気持ちのいいスッキリさというか、キレイさを保っていますね。これも実際のヘッドホンの構造を念頭に、モデリングしていくことによるまとまりなのかもしれません。
本屋にお立ち寄りの際はぜひ一冊手に取ってみてください。来月号も楽しみです!
今月のCGWorld誌に連載されているmodoのテーマは「手足と服(女性)」編です。
8月号は女性の顔のモデリング、9月号では女性の体のモデリング方法が掲載されていましたが、今回はそれらをドッキングさせ、さらに細かな手足を作っています。
効率の良いワークフロー、トポロジを意識したモデリングを行うことで、後からの修正が効くモデルを作ることが可能になりますね。また、手足の筋や手相、骨といった、人体の構造にあわせたモデリングで、よりリアルに見せられるのだ、ということがよくわかります。
キャラクタに限らず、モデリングをする際には、モデルの構造を理解したうえで組み立てていくということが大事になるのかもしれないですね。