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事例紹介:MODO+CharacterBox

MODOのキャラクタアニメーション用プラグインCharacterBoxを活用して制作されたステキな作品をご紹介します。イーロン・マスク氏率いるSpaceX社が宇宙へ送り出した「テスラ・ロードスター」を描いたユニークな作品です:

作者はMatt Meersbergen氏。日本のCMなども手がけられており、ウェブサイトには数多くの静止画・動画の作品が溢れています。見ているだけでも楽しくなるような作品の数々を、どうぞお楽しみください!

Matt Meersbergen氏

また氏も使用されているキャラクタアニメーション用プラグインであるCharacterBoxも、現在月1ペースで開催していますMODO無料体験プログラム ~アニメーション編~で、実際に体験していただくことが可能です。直近では5月15日(火)に開催予定となっておりますので、ご興味をお持ちの方は、ぜひこちらの受講もご検討ください:

05/15(火) 無料体験プログラム ~アニメーション編~

 

事例紹介:「動く建築」アニメーション

オレゴン大学の学生がエミリー・カール芸術大学のバンクーバーキャンプ期間中に10周年プロジェクトで作成した可動建築である「動く建築(Kinetic Architecture)」の映像が、MODOを使って作成されています:

他にも建築データ作成としてSolidworksやRhinoなども使われていますが、MODOを利用することで、こういった動く建築のアニメーションを設定でき、視覚的な確認やプレゼンが可能になりますね。建築やパースなどが静止画が専門であっても、アニメーション機能を利用することで、さらに表現できることが広がる場合もありますので、ぜひMODOのアニメーション機能も使ってみてください!

 

作品紹介:「Hello Spring」

Foundry社コミュニティサイトに、とってもステキな作品が掲載されていたのでご紹介いたします:

Hello Spring

作者は以前からとってもステキな作品を公開されているHisako氏ブログで紹介したり、MODOのカタログにも画像を提供していただいたことがあるHisako氏の作品は、本当に完成度が高くて、見るたびに惹きつけられます。

この作品ではキット「Geo from Curves Kit」を使って髪のクリンクリン具合を表現していたようですが:

このキットはヘアだけでなく、他の用途でも便利に使えるということも紹介されています。ある目的に特化したツールであっても、それだけではない場面でいかようにも使える場合もありますので、ぜひツールを自分に合わせて使ってみてください。

 

チュートリアル:Tear Off

オペレーションを積み上げていく非破壊型のモデリング手法であるプロシージャルモデリングにて制作したメッシュを、ダイナミクス機能を利用して裂けた布を表現する面白い事例ビデオが公開されていましたのでご紹介します:

https://www.youtube.com/watch?v=noSA-rtag_o&t=42s

このビデオにおけるプロシージャルモデリングでのキーとなるのは、オペレータ Select By Falloff を使用したフォールオフによる選択です。これにより部分的により細かく再分割されたメッシュを、ダイナミクスのソフトボディ機能を利用することで、布が破れたり裂けたりといった表現が可能になります。設定方法が細かく紹介されていますので、ぜひ試してみてください。

Select By Falloff 機能に関しましては、以下の日本語による機能解説ビデオでも触れていますので、ぜひそちらも参考にしてみてください!

規則的なメッシュの配置を動的に行うには

 

ウェブページ:「アニメーション分野」向けページ開設

ご活用いただくユーザー様に応じて、特定のカテゴリに対応したMODOの機能や事例をまとめてご紹介する分野別ページ、今まで「デザイン・ビジュアライゼーション分野」「学生・教育機関分野」「ゲーム分野」とご紹介してまいりましたが、今回は新たに「アニメーション分野」向けのページを開設いたしました!

アニメーション分野

このページではアニメーション制作にMODOを用いられている事例や有効な機能、アニメーションに関するコラムやプラグインのご紹介など、アニメーション制作に特化した情報をひとつにまとめていますので、欲しい情報をピンポイントで得られることができます。

アニメーションにはまだ挑戦したことがないという方も、ちょっとばかり興味があるという方も、がっつりアニメーションの情報がほしいという方も、ぜひ一度こちらのページをご覧ください!

 

導入事例:「Keen Shoes」

スニーカーやサンダルなど、アウトドア用の靴メーカーとして有名な「Keen Shoes」では、そのデザイン・製造工程にMODOを導入しています。

「動きの早い靴ブランドやアパレルビジネスにおいて、スタイルと快適さのバランスをとることが重要なキーとなります。人気の高い靴ブランドKeen Shoesのデザインチームでは、従来のスケッチデザインから3Dモデルへと切り替えることは、製造へのアプローチ全体をがらっと変えてしまう、まさに驚くべき体験でした。この新たな工程では、デザインの反芻が速くなり、チーム全体に渡ってより良い相乗効果が生まれ、顧客ベースと同じペースを簡単に保てるようになりました。」

https://www.foundry.com/industries/design-software/keen-3d-footwear

「MODOで作業していると、全く新しい何かをもたらしてくれると考えています。Rhinoや他の似たようなCADツールよりも、はるかにクリエイティブなプロセスです。」 Rory Fuerst Jr. – Director of Innovation, Keen Shoes

上記ビデオではVRも活用されている様子も紹介されていましたね。このようなデザイン・製造業界においてMODOのテクノロジが使われることで、より素敵な製品が生み出されていく工程の一部を担っています。

 

アーティスト:Rodrigo Raiol氏

プロダクトデザインや広告の世界は、以前からMODOが好んで使われてきた分野ではありますが、なかでも優れた作品を作り出しているアーティストをご紹介します:

Rodrigo Raiol氏

素晴らしい質感で商品が表現されていますよね。氏の他の作品を見てみても、モデルはシンプルに、かつクリアなレンダリングが際立っています。

作品で使われている水の表現にはSplashKitが使われているようです。水の表現を可能にするSplashKitは、MODOの数あるキットの中でも一番古くに作られたキットではありますが、最新バージョンでも問題なく動作させることができ、使い勝手の良い人気の高いキットです。製品紹介ページには、様々な事例画像が掲載されていますので、ぜひそちらもご覧ください:

Splash Kit

 

制作事例:パノラマVR

MODOを活用した建築系パノラマVRの制作事例をご紹介いたします:

subgred.jp

panoramavr

panoramavr2

MODOのモデリングやレンダリング機能の高さにより、静止画制作のコスト+αでパノラマVRまでもを可能にしているそうです。いくつものパノラマVRの事例が紹介されていますが、どれも非常によく作られていますよね。

製作者は前嶋 宏明氏。建築パースをメインに行われているそうですが、静止画、パノラマVR、動画(アニメーション)も制作されているそうです。MODOで共に制作が可能な方を探しておられるとのことですので、興味がある方はぜひ一度、連絡してみてください(※お問い合わせ先は、ウェブサイトのフッターに記載してあります)!

 

アーティスト:Kalil Macedo氏

プロダクトや広告の世界などでもよくMODOは使われていますが、その制作事例の一つとして、アーティストのKalil Macedo氏をご紹介します:

https://www.behance.net/gallery/55091815/Athenas-AT-7703

https://community.foundry.com/profile/kalilmacedo

Photoshopで後処理を行うものの、モデリング、UVマップ、テクスチャ、レンダリングまでMODOで行っているそうです。全体的な質の高さもさることながら、メッシュや金属、プラスチック、縫い目など、それぞれ異なる質感が非常にうまく表現されていますよね。氏のBehanceサイトには制作過程の画像の掲載されていますので、ご興味がある方はぜひ参考にしてみてください!

 

制作事例:「Procedural Mechanical Spider」

Foundry社コミュニティサイトで素晴らしいリグの作品が公開されていましたので、ご紹介いたします:

https://community.foundry.com/discuss/topic/131686/procedural-mechanical-spider

mechanical_spider

動きはすべてリグで組まれたプロシージャルアニメーションであり、キーフレームは一切使われていないとのこと。この蜘蛛の足はすべてリグでコントロールされており、中心部分における傾きのアニメーションもまた自動的に計算されているそうです。

ここまで細部から全体にわたってコントロールされたリグも、なかなかお目にかかれないですよね。リグを使ったプロシージャルアニメーション、どのようにリグが組まれているのか気になります。