事例紹介」カテゴリーアーカイブ

アーティスト紹介:richard yot 氏

今回ご紹介するアーティストはロンドン在住richard yot氏です。richard yot氏の持ち味は、なんといっても独創的なキャラクタとCGっぽさを感じさせない世界観でしょうか。

CGっぽさを感じさせないというのは、質感や設定もさることながら、ライティングに気を配っているせいかもしれません。richard yot氏のサイトには、ライティングに関するチュートリアルも公開されておりますので、ぜひそちらも参考にされてみてください↓

richard yot氏のサイト

さて、本ブログも今年最後の更新となります。今年一年、ご愛読いただきまして誠にありがとうございました!来年からはまた新たな気持ちで皆様に情報をお届けできるよう頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは皆様、よいお年を!

 

事例紹介:リノベーション案のビジュアライゼーション

サンフランシスコにあるオペラやバレエ用に建築された戦争記念オペラハウスのリノベーションの様子を、modoを使用してビジュアライゼーションされました↓

Diane B. Wilsey Center for Opera from Visualize It Built on Vimeo.

このオペラハウス、元々は1932年に建築されたものですが、今回はこの4F部分を内装リノベーション案がmodoを使用して可視化されています。モデリングもアニメーションもmodoを使って行われており、建物内のモデルはDAZ 3D Studioが使用されています。

このように詳細部分までを克明にビジュアライゼーション化され、ウォークスルーアニメーションが設定されていると、イメージがダイレクトに伝わりますね。

 

事例紹介:サンタCM

もうすぐクリスマスですね!今回はmodoを活用して製作されたCMをご紹介します。

Norelco: Santa’s New Ride from re:think studios on Vimeo.

こちらは古いCMのリメイクなのですが、製作したのはre:think studios社re:think studios社では今までも作品の75%~80%においてmodoを使用しているとのこと。ちなみにお気に入りのmodoの機能は、作業時間を大幅に軽減してくれるプレビューレンダリングだそうです。

ちなみにこのCMのリメイク前の古いCMはこちらです↓

二つのCMを見比べてみると、リメイク版がいかに古いCMのイメージやテイストを壊すことなく、新たなステキなCMに生まれ変わらせているのかがわかりますね。

 

ユーザープロファイル:柳村 徳彦氏

今週土曜日12/03第9回modo大阪・勉強会を開催されるユーザーグループOSAKA様。今回のユーザープロファイルでは、そのユーザーグループOSAKAの中心的役割を担い、講師を行ってくださっている柳村氏にインタビューさせていただきました。

Orange Film 柳村 徳彦氏

前回東京で行われた勉強会では、シェーダーツリーの基本的な概念などについて、丁寧に解説してくださっていました。今回行われる勉強会では、アニメーションについての解説を行っていただけるそうです。modoを触っていても、モデリングのみしか使ったことがなく、アニメーションはあまり縁がないという方も、この勉強会に参加すると、すんなりアニメーションの基礎が頭の中に入ってくるかもしれませんね。関西近郊の方も、そうでない方も、ぜひ参加をご検討してみてくださいませ!

 

ユーザープロファイル:宮原 隆作氏

国内においてはmodoユーザーグループOSAKAおよびユーザーグループTOKYOの方々の努力により、ユーザー間のつながりが強まり、様々な動きが広がりつつありますが、今回はそんなユーザーグループの主催者でもある宮原隆作氏にインタビューしてまいりました↓

modoユーザーグループTOKYO 主催者 宮原隆作氏

宮原氏はデザイナーとして活躍されている傍ら、modoユーザーの輪を広げるべく、modoユーザーグループTOKYOを主催し、勉強会やユーザー会を催すことで、人と人とをつなげていかれています。

実は前回の柳澤 郷司氏への国内インタビューも、宮原氏よりご紹介いただき実現できたインタビューでした。人とのつながりを大切にされている宮原氏へのインタビュー、ぜひご覧ください!

 

インタビュー:Cityscape Digital社

前回は国内でのインタビューをご紹介しましたが、今回はLuxology社のウェブサイトに掲載されているユーザーインタビューをご紹介します:

インタビューしているのは、ロンドンにあるCityscape Digital社。このCityscape Digital社は10年以上の歴史を持つ、建築ビジュアライゼーションを行う会社です。デモリールはこちら↓

ステキですね!ビジュアライゼーションという特製上、フィジカルサン(自然科学ベースの太陽)の機能や、高速なプレビューレンダリング/最終レンダリングといったところが、modoが選択された要因のひとつでもありそうです。

 

製作事例:ポスター

某ファストフードのポスターがmodoを活用して製作されたそうです。製作者はKenn Peterson氏。

そのポスターがこちら。つやつやリンゴが目に飛び込んできます↓

最終的なポスターサイズは24″ × 48″(約0.6m×1.2m)、レンダリングに48時間かかったそうです。マテリアルのマスク画像、アンビエントオクルージョン、スペキュラーのハイライト画像などを個別に出力し、Photoshopで合成をかけたとのこと。リンゴは形状のパターンは5つだけ、それをインスタンスで増やして配置しており、テクスチャも5つ用意したものをミックスさせて増やしているとのことですので、隣り合うリンゴが同じように見えないように、いろいろな工夫がなされているんですね。

国内でも、普段何気なく目にするポスターなどがmodoを使用して製作されていることも、もっともっと多くなっていくかもしれません。

 

アーティスト紹介:Teodoru Badiu氏

Luxology社のフォーラムから、素敵なアーティストを見つけたのでご紹介します。

そのアーティストとはTeodoru Badiu氏Teodoru Badiu氏の作品はいくつかLuxologyフォーラムやギャラリーで掲載されています:

クールな作品が生み出され続けている印象もあるmodoを使った作品の中では、柔らかくて暖かく、どこかおかしみのある作品たちで、とても惹きつけられますね。

Teodoru Badiu氏のウェブサイトにあるギャラリーにはまだまだたくさんの作品が紹介されていますので、ご興味のある方はぜひどうぞ!

 

メイキング・オブ “MS11 Alligator Interior Title”

景観を作成するソフトVueをご存知ですか?

Vueの海外ユーザーさんが、modoを使用して作成したオブジェクトをVueに読み込んで仕上げを行うという製作事例が下記の紹介されています↓

http://www.vue9.jp/556/ms11_alligator.html

ほかのソフトとの連携は誰もが興味あるところだと思います。Vueは空や海、森、大気といったあらゆる景観を高い表現力で再現できる大変優れたソフトウェアです。このようなソフトウェアと連携を図ることで、表現の幅が広がるととてもステキですね。

 

 

近未来の車

Luxology.comのプレスリリースで、オーストラリアの工業デザイン会社であるDesign+Industryが、3つのホイールで駆動する近未来的な新しい車(”Trike”)のデザインにmodo 501が活躍したことを報告しています。

Design+Industryでは、当初他のビジュアライゼーションソフトウェアを使っていましたが、クライアントからのリクエストに応えるためmodoのモデリング、レンダリング機能に着目したそうです。現在は、レンダリングに関してはmodoだけで行っているとコメントされています。2009年からmodoを導入し、SolidWorksとLuxologyのPADSES1キットを使うことによって、”Trike”のデザイナーはスタジオの中にいながら環境やマテリアルを変えながら素早くデザイン変更をレビューすることが可能になったとコメントしています。クライアントにデザインのプロトタイプを環境やマテリアルをその場で見せながら変更できるのはデザイン決定の時間を大幅に短縮することが可能になります。それにしても、本当に斬新なデザインですね。