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プロダクトデザイン向けmodo紹介ビデオ

modoはコンピュータグラフィックスの世界において、その多彩な機能や質の高さなどが受けいれてきましたが、プロダクトデザインの世界においても広がりを見せつつあります。

The Foundryでは改めて、プロダクトデザイナ向けにmodoの魅力を紹介するデモンストレーションビデオを公開しています。

まずは基本的なモデリングツールのご紹介

スカルプト

デカールの適用

そしてデータの出力

このように、modoには広範囲にわたっていろいろな機能が用意されていますので、特定のカテゴリにとらわれることなく、様々な用途でご使用いただけるようになっています。またデータの出力のビデオでもご紹介されていましたが、CADワークフローツールを使えば、CADデータのスムーズな入出力が可能です。体験版もご用意しておりますので、ぜひ一度、modoを活用するワークフローをお試しください:

CADワークフローツール

 

ユーザープロファイル:吉岡 大志氏

今回のユーザープロファイルでは、今までとはまたちょっと異なるカテゴリ「広告イメージ」の分野でMODOをご活用いただいているこびとのくつ(株)吉岡 大志氏にお話を伺いました:

フォトレタッチの世界から3DCGを取り込んでいったきっかけ、またMODOをご活用いただいてる点などについて、興味が尽きないお話をたくさん伺わせていただきました。MODO 701のカタログにもご提供いただいた画像も含め、こびとのくつ(株)吉岡 大志氏制作の画像もインタビューページ内に何点か掲載していますので、ぜひじっくりご覧ください!

 

「MODO 701 ラウンチ&Creator’s Session 2013 in 大阪・福岡」開催決定

先日、東京で開催し大変多くの方にご来場いただきました「MODO 701 ラウンチ&Creator’s Session 2013」ですが、デジタルハリウッド大阪校様・デジタルハリウッド福岡校様のご協力を得て、大阪および福岡でのイベント開催が決定いたしました!

開催場所・時期等の都合により、東京開催と全く同じプログラムというわけにはまいりませんが、MODO 701の新機能およびクリエイター様による活用事例をご紹介いたします:

07/10(水) MODO 701 ラウンチ&Creator’s Session 2013 in 大阪・福岡 大阪会場

07/12(金) MODO 701 ラウンチ&Creator’s Session 2013 in 大阪・福岡 福岡会場

これまで地理的な問題でなかなかイベントに参加できない方も多かったと思いますが、大阪・福岡近辺の方はぜひ遊びにいらしてください!

また、大阪会場でのイベント翌日には、初級トレーニングも開催いたします。

07/11(木) modo 初心者トレーニング

modo未経験者また初心者の方は、イベントで新機能や活用事例をご覧になった後で、実際にトレーニングを受けてみるというのはいかがでしょうか?皆様方からのお申し込みをお待ちいたしております。

 

MV「Express feat. Silla (múm) 」byトランジスタスタジオ様

いよいよ今週金曜日に迫ってまいりましたイベント「MODO 701 ラウンチ&Creator’s Session 2013」ですが、ご登録はもうお済みでしょうか?

MODO 701 Launch & Creator’s Session 2013

このイベントでは、MODO 701の新機能をご紹介するとともに、3名のクリエイター様をお迎えして、MODOの活用事例をご紹介いただきます。今回はその中の一組、トランジスタスタジオ様をご紹介いたします。

映像制作プロダクションであるトランジスタスタジオ様では数多くの映像作品を生み出されていますが、最近公開されたMV「Express feat. Silla (múm) 」は国内外でも非常に高い評価を得ています:

ホントに素敵な映像ですよね。トランジスタスタジオ様ではこのキャラクタのモデリングをmodoで行っており、今回のセミナーではこのMVのメイキング、およびmodoでのキャラクタモデリング、さらにモデルデータをMayaで使用するワークフローなどについてご紹介いただきます。

また、今回ご登壇いただくクリエイターの方々には、MODO 701のカタログにも画像をご提供いただきました。

MODO 701 カタログ

イベント当日にはこちらのカタログも配布いたします。多くの国内modoユーザー様に画像提供をご協力いただきましたこちらのカタログ、ぜひ会場で手に取り実際にご覧ください!

 

制作事例:FIATのCM

今回はMODOを使用したCMの導入事例をご紹介します。映像製作会社Happy FinishではMODOを使用して、この深海に佇むFIATのCMを完成させました:

インタビュー記事:
https://www.thefoundry.co.uk/articles/2013/04/30/518/cars-that-swim-fiat-makes-it-so-with-modo/

インタビュー記事によると、このCMではモデリングだけにとどまらず、テクスチャペイント、スカルプト、アニメーションまでの工程をmodoという一つのパッケージの中において、高速なプレビューレンダラーを利用し確認できることが、時間の節約につながったようです。

また、マルチレゾリューションのCatmull-Clarkサブディビジョンサーフェイス機能により、MudboxやZBrushといったスカルプトに特化したアプリケーションに劣らないほどのスカルプト機能が良くなっていると感じられているそうです。

マルチレゾリューション+スカルプト機能、あらためてチェックしてみていただければと思います!

 

制作事例:ルイ・モネ クロノグラフの発明

現在行われているMODO 701アップグレードキャンペンに付属しているNPRキットを活用して制作された、ステキな映像をご紹介します。

この映像では、著名な時計メーカーであるルイ・モネのクロノグラフ(ストップウォッチ)発明の歴史を紹介している映像です。製作者によればクリエイター2人で完成まで4ヶ月かかったそうですが、冒頭からレトロな質感に統一されています。この全体の質感統一を行っているのがNPRキットです。NPRキットはセルエッジ機能を搭載しており、カートゥーン調の表現を可能にしてくれますが、ただそれだけを表現するためのキットではありません。この映像のように、手書きっぽい質感を映像全体にわたって施すことで、温かみや懐かしさを思い起こさせる表現を実現してくれるのです。

例えばこんなレトロ調のポスターなども、NPRキットを使えば後処理を行うことなく、modoの中で確認しながら作業を進めることができるのです:

NPRキットの使い方などについては、こちらの日本語ページでチュートリアル形式で詳しく解説していますので、操作に迷われることも無いでしょう。あとは製作者ご自身の感性に合わせて調整を加えていくだけです:

1. 基本的な適用方法 Toon Material+Edge Ink Material編
2. Gooch Material編
3. Gabor Noise編
4. Halftone2 Material編
5. Stipple Material編
6. SketchTone Material編
7. プリセット編

表現の幅を確実に広げてくれるこのNPRキットが付属しているMODO 701アップグレードキャンペーンは、今月24日まで!新しいMODO 701NPRキットの組み合わせを、お得な価格でぜひお手元に!

 

MODOユーザー事例デモ@NAB&The Foundryデモリール2013

現在、ラスベガスでは世界最大の放送機器展NAB 2013が開催されていますが、The Foundry社もその展示会にブースを出し、The Foundryの主力製品であるNUKEMARI、そしてMODOが紹介されています。

ブースではLuxologyのBrad Peebler氏のデモを始め、各製品のユーザー様によるデモンストレーションが行われており、その模様の一部がYoutubeにアップロードされています。

ユーザー活用事例としてデモンストレーションを行っているのはベルギーにある制作会社Creative Conspiracy。このプロダクションでは、コマーシャル作品やテレビシリーズの映像をMODOを使って制作しています。現在のワークフローはモデリングはMODO、FBXを使用してMayaへと読みこみアニメーションを設定したら、頂点データをMDDに焼き付け、MODOに戻してレンダリング、といった工程を踏んでいるようですが、将来的には全てMODOで行うことになるということでした。

↑01:52:43あたりから、MODOユーザー事例デモが行われます。

とてもかわいらしく、ユーモラスなキャラクターがMODOを使って生み出されているんですね。

また、同時にThe Foundryデモリール2013も公開されました。

NUKEMARIMODOをふんだんに使用したデモリールは、なんとも贅沢な映像の数々。ぜひお楽しみください!

 

制作事例:ポートレート

Luxologyのフォーラムでは、modoで作成された大変素晴らしい女性のポートレートの制作事例が紹介されています:

http://forums.luxology.com/topic.aspx?f=9&t=74236

モデリングリトポロジスキンシェーダヘアの機能を活用したこのポートレートの製作工程が、上記スレッドで紹介されています。とても丁寧に作られているのが良くわかりますね。

さらに、このスレッドではヘアに関するパラメータの設定も、作者の方がすべて公開されていますので、こういった三つ編みヘアなどの質感、またリアルな肌の質感を表現するために必要となるマップや処理などを参考にされたい方にとっては、大変ためになるスレッドです。

顔にはリグが組み込まれており、目や口を動かし表情を出せるようになっているようです。製作工程の中では最初はモデルが口を閉じていたのですが、最終画像であるこのポートレートでは口を少し開いており、人間らしい表情が見られるようになっています。リアルなキャラクタに挑戦されたい方は、ぜひ一度ご覧下さい。

 

導入事例:ゲーム「Grump’s Quest」

modoを使用した導入事例として、ゲーム「Grump’s Quest」が紹介されています:

Grump’s Quest

モデリングはmodo、スカルプトはZBrush、シーン構成はXSI、そしてゲーム構築はUnityと複数のアプリケーションを駆使して、素晴らしいゲームの世界が広がっています。

また、このゲームのメインキャラであるGrumpのひげや髪の毛も、modoのファー機能を使用しており、紹介記事がアップされています:

http://rockkissdme.tumblr.com/post/43637494333/texturing-grumps-hair-using-selection-sets-in-modo

顔のマテリアルは変更せず、ひげや髪の毛を生やしたい箇所にだけポリゴンセットを設定し、そのポリゴンセットに対してファー機能を適用しているんですね。modoのシェーダツリーでは、マテリアルやパート、ポリゴンセット、アイテムといった適用箇所を種類で指定することで、さらに細やかなマテリアル設定を行える、というのもmodoの大きな利点の一つでもあります。

 

導入事例:映画「フライト」

現在、日本でも公開中の映画「フライト」ではmodoやNUKEといったThe Foundry製品が多く活用されており、VFX製作を担当したアトミック・フィクション社のインタビューが掲載されています:

In Flight with NUKE, OCULA and modo

昨年12月に行われたThe FOUNDRYウィンターツアー2012TOKYOでは、このアトミック・フィクション社のスタッフが来日し、実際に「フライト」のVFXパートのメイキングを公開していますので、ご覧になった方もいるかもしれません。

モデリングパートにmodoを採用することで作業時間を大幅に短縮し、さらに多くの合成シーンをNUKEの3D空間機能で処理することで、素晴らしいシーンを作り出しています。

この「フライト」のVFXメイキングビデオが一部公開されていますので、ぜひご覧下さい!