事例紹介」カテゴリーアーカイブ

制作事例:PV 「Knocking On Your Door -Don’t Wait-」

国内外より高い評価を得られた昨年公開のMV「Express feat. Silla (múm) 」を制作され、また昨年開催いたしましたMODO 701ラウンチイベントにおきましてもセミナー講師としてご登壇いただきましたトランジスタスタジオ様より、新たなPV映像をご紹介いただきました!

Kiyoshi Sugo 「 Knocking On Your Door -Don’t Wait- 」

©2014 Transistor Studio Co., Ltd. All Rights Reserved.

本来はVJイベント用に作成した映像だったものの、ディレクターズ・カット版としてMVに作成しなおしたとのことで、モデリング部分にMODOを使用されているそうです。じっと見入ってしまう本当に素敵な映像ですよね。

 

制作事例:「The Mega Plush – Episode II」&【MODO 801】オニオンスキンで前後の動きを確認するには

MODOを使用して制作されているショートフィルム「The Mega Plush」のエピソード2が公開されました!

登場人物はすべてヌイグルミなので、戦闘シーンではリアルな血しぶきの代わりに、中のスポンジがポワンポワンと飛ぶというアンバランスさが魅力的な映像となっています。

この「The Mega Plush」シリーズの制作者Matt Burniston氏は、先日行われましたMODO 801ライブストリーミングの中で講演されており、この「The Mega Plush」のキャラクタ(ヌイグルミ)のファーの生やし方を紹介してくれています。このライブストリーミングの模様はアーカイブで公開されていますので、ぜひ参考にしてみてください。Matt氏の登場は55分あたりから。

この「The Mega Plush」、はやくもエピソード3が進められているらしいです。楽しみですね。

さて、本日ご紹介するMODO 801の新機能はオニオンスキン!「The Mega Plush」のようなキャラクタアニメーションにもピッタリの機能です。アニメーション制作にぜひご活用ください:

オニオンスキンで前後の動きを確認するには

 

メイキング:The Mega Plush

MODOを使って制作されたショートフィルム作品であり、このブログでも以前ご紹介したキャラクタの造形と中身のギャップが面白い「The Mega Plush」、ご覧になったことはありますか?

この「The Mega Plush」のメイキング動画が公開されています:

キャラクタのリグの組み具合ポージングUVの展開出力したアンビエントオクルージョンによる全体の質感設定など、見ていてためになる情報が紹介されています!

また、いよいよ明後日25日(金) 11:00~12:30(米国時間24日19:00~20:30)よりライブストリーミング配信されるMODO 801 スペシャルイベントにおいても、この「The Mega Plush」の作者Matt Burniston氏がゲストスピーカーとして参加されますので、ご登録がお済みでない方はこの機会にぜひ!

 

制作事例:「高速道路キッズ ハイウェイ島の大冒険」

NEXCO東日本(東日本高速道路株式会社)が、高速道路が持つ役割や維持・管理をしていく方法、環境対策などについて、ゲームや動画を通じて楽しみながら学ぶことを目的として制作したキッズサイト「高速道路キッズ ハイウェイ島の大冒険」では、MODOで制作されたキャラクタがいっぱいです!

high-way-quiz

http://www.e-nexco.co.jp/pressroom/press_release/head_office/h26/0326b/

このハイウェイ島のいたるところに出現する様々なキャラクタを作り上げたのが、ユーザープロファイルでもご紹介し、MODO 701のカタログにも画像掲載にご協力いただきました吉井宏氏。これらキャラクタが全て、MODOで作られています。キッズサイトということもあり、明るく可愛らしいキャラクタがいっぱいの「高速道路キッズ ハイウェイ島の大冒険」、ぜひ覗いてみてください!

 

海外導入事例ページ 開設のお知らせ

MODO JAPAN グループでは、様々な分野にわたる国内MODOユーザーの方をご紹介するユーザープロファイルのページをご用意し、その活動内容やMODO活用法などについてインタビュー形式でご紹介させていただいておりますが、MODO開発元であるThe Foundry社サイトでも、同様に海外におけるMODOの様々な活用事例をご紹介しています。この度、そのThe Foundry社サイトでご紹介している海外のMODO導入事例を、国内でも広くご紹介できるよう、日本語ページをご用意いたしました!

MODO 海外導入事例ページ

現在、映画やゲーム関連の以下3本の記事をご用意いたしております:

MODOでデザインされた映画が国境を越える

「ボーダーランズ 2」(Borderlands 2)の砂埃にまみれた世界観をMODOで実現

New Deal Studiosの舞台裏

これからも、海外導入事例の記事をどんどんご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!

 

制作事例:Mizuno広告

MODOを使った素敵な広告画像をご紹介します:

http://community.thefoundry.co.uk/discussion/topic.aspx?f=8&t=85398

これはMizunoのスニーカーの広告で、羽根をモチーフにすることでスニーカーの軽さをアピールしています。確かに目に入っただけで、ふわっと軽さを感じさせますよね。ジオメトリを見ても、キレイに作られているのがわかります。

この羽根一枚一枚に対して、ステンシルとバンプで羽根のテクスチャを適用しているんですね。フォーラムのスレッドでは、そのテクスチャ画像もご覧いただけますので、ぜひ制作の参考にしていただければと思います。

 

アーティスト紹介:Tomas Sciskala氏

今回は、The Foundryのユーザーフォーラムで幾度も素敵な画像を公開しているアーティストTomas Sciskala氏をご紹介します:

http://mytrixx.prosite.com

インテリアデザインやプロダクトデザインを始め、素敵な作品を多数披露されているクリエイターさんなので、ご存知の方も多いかもしれません。最近では、MeshFusionを用いて、他とは一線を画した作品を公開されています:

MeshFusionがリリースされてから、MeshFusionを用いた作品は数多く目にしていますが、こういった作風の作品はちょっと珍しいですよね。過去のホリデーイメージコンテストなどでも入賞された経歴を持つTomas氏の作品を、どうぞごゆっくりお楽しみください!

Tomas Sciskala氏

 

レポート:MeshFusionモデルを3Dプリント!

SDSブーリアン演算処理を可能にするモデリングツールMeshFusionには、単にモデルを組み合わせてブーリアン処理を行うだけでなく、3Dプリントに適したモデルとなるよう、密閉したメッシュを作るための優れたツールでもあります。

実際にどれだけ便利に活用できるのかを検証すべく、標準コンテンツに入っているお馴染みのチキンのキャラクタを、MeshFusionを使って密閉したメッシュへと作りこみ、さらに3Dプリンター(CUBE)でプリントアウトしてみました!このチキンのキャラクタは3Dプリント用に作られているわけではありませんので、パーツによって食い込んだり、裏側がなかったりしています。このため、パーツごとにメッシュを分け、多角形が存在しないよう、またMeshFusionで使えるような適切な形状へと多少手を加えています。調整を加えたら、すべてをMeshFusionで和算!

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メッシュとメッシュの交差部分もかなりキレイに表現されていますね。

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きちんと形状が整っていることを確認できたら、通常のメッシュへと変換し、3Dプリント用にすべてを三角分割した後で、STL形式で出力します。最終的に出力したポリゴン数は44万。かなり細かく大きなデータですが、これからメッシュに変更を加えたりアニメーションさせることもありませんし、滑らかに出力するためですので、気にせず作業を進めます。

今回、出力に使用した3DプリンタはCUBE。低価格で家庭でもお手軽に使用できるプリンタであり、家電量販店でも販売されていますので、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。 CUBE用のユーティリティソフトで形状に破損がないかなどをチェックしたら、いざプリント!

DSC01420s

プリントしている最中です。チキンの胴体を支えるために、自動的に中に梁のようなものが組み込まれるんですね。

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約6時間弱かけて出力完了!この時点ではサポート材ががっつりくっついていますので、中の様子がよくわかりません。カッターやニッパーでせっせとサポート材を削り落とした状態がこちら:

DSC01430s

まだまだサポート材がそこかしこに残っていますが、とりあえずは立体チキンの誕生です!手足やつなぎ部分が思ったよりも細すぎて安定が難しいといった立体出力ならではの問題もありましたが、基本的にはエラーを起こすことなく滑らかに出力されています。今回、MeshFusionを使うことにより、3Dプリントに適した形状へと変換、チェックに手間取ることなく、スムーズに行うことが出来ました。通常のモデリング作業のみならず、こういった用途としてもMeshFusionを有効にお使いいただけるかと思います。

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モニタの中だけに存在していたモデルが、実際に立体として存在するというのは、頭で想像するよりもはるかに楽しいものですね。最近は様々な3D出力サービスがありますので、興味のある方はぜひ試してみてください!

制作事例:MODO+HDR Light Studioの組み合わせ

インタラクティブなイメージベースのライティング設定を行ってくれるHDR Light StudioMODOの組み合わせで、以下のアニメーションは作成されたそうです:

http://www.creativebloke.com/blog/oasis-mango-medley-spin-the-bottle-modo-and-hdr-light-studio-case-study

歪みを最小に抑えるようポートレートレンズで実際のボトルを撮影したら、その写真を元にボトルをモデリング、さらにテクスチャマッピングを行い、SplashKitで水滴を表現、その後HDR Light Studioでライティング設定を行ったそうです。

HDR Light Studioを使うことにより、よりフォトリアルで高画質な結果を高速に得られたとのこと。HDR Light Studioには評価版も用意されているようですので、ご興味のある方は一度試してみてはいかがでしょうか?

 

柳澤 郷司氏「iF プロダクトデザイン賞」受賞!

ユーザープロファイルでもご紹介しているサステナブルデザイナー柳澤 郷司氏がMODOを活用して基礎デザインを行ったスマート電源タップ「OTTO」が、iFインターナショナルフォーラムデザインが主催する「iFデザインアワード」のプロダクトデザイン部門で「2014 iFプロダクトデザイン賞(iF Product Design Award 2014)」を受賞したとのことです!おめでとうございます!

http://info-blog.cerevo.com/2014/02/07/503/

MODO 701のカタログでも使用させていただいた製品OTTOが、世界的な場で評価され、その製品の成り立ちに少しでもMODOがお役に立てたのであれば大変うれしいことですよね。プロダクトを始め、デザイン、静止画、映像を問わず、クリエイターの方々が生み出される様々な作品の誕生にMODOが貢献できるよう、これからもMODO JAPAN グループではご利用いただきやすい製品、サポートをご提供してまいります!