先月のお題は「ギター」でしたが、CGWorld11月号のmodo連載記事のお題は「ヘッドホン」
以前、modoユーザーグループの日比氏もヘッドホン製作のデモをなさってましたが、完成したワイヤーフレーム図が見ていて気持ちのいいスッキリさというか、キレイさを保っていますね。これも実際のヘッドホンの構造を念頭に、モデリングしていくことによるまとまりなのかもしれません。
本屋にお立ち寄りの際はぜひ一冊手に取ってみてください。来月号も楽しみです!
先月のお題は「ギター」でしたが、CGWorld11月号のmodo連載記事のお題は「ヘッドホン」
以前、modoユーザーグループの日比氏もヘッドホン製作のデモをなさってましたが、完成したワイヤーフレーム図が見ていて気持ちのいいスッキリさというか、キレイさを保っていますね。これも実際のヘッドホンの構造を念頭に、モデリングしていくことによるまとまりなのかもしれません。
本屋にお立ち寄りの際はぜひ一冊手に取ってみてください。来月号も楽しみです!
Luxology社のフォーラムでは折々に様々なコンテストが紹介されていますが、今回は現在まさに開催中のこちらのコンテストをご紹介します↓
SESシリーズやSLIK、PADなどのキットを出している9b Studios社では、11月/12月/1月と各月ごとにテーマを決めてプリセットコンテストを行うそうです。
11月のテーマはずばりHoliday!季節にぴったりのテーマですね。
テーマに沿ってLuxology社のアセット共有サイトに専用のタグをつけたプリセットをアップロードしてもらい、投票数の多かったものから優秀作品を決めていくというもの。Luxology社のアセット共有サイトでは他にも、様々なアセンブリやスクリプトなども投稿されていますので、アセットを見るだけでも参考になりますよ。
コンテスト詳細については、こちらのページをご覧ください。
今回ご紹介するチュートリアルは、道路の作り方です。シンプルなようで、簡単・キレイに作れるチップスを紹介しています↓
このチュートリアルはモーションパスを表示させるプラグインを作ったMatt Cox氏により公開されています。
作り方の流れとしては
ペンツールでコーナーとなる箇所をきちんと出せるようにオフセットとインセットと同じ値に設定する
道路の交差部分がきちんと重なるよう、ペンツールのスナッピングを形状モードにし、ポリゴンの中心にスナッピングする
重なり合った箇所のポリゴンを削除し、ポイントを平均に融合ツールで重ね合わせ、新たにポリゴンを貼りなおす
ループスライスで対称モードにし、道路両脇に対してスライスを入れていく
スライスされた両脇のポリゴンを選択し、ベベルツールで押し出す
交差部分の頂点に対しベベルツールで丸みをつける
となります。少ないメッシュ数で簡単に道路を作れるこのチップス、他のモデリングにも応用が利きそうですね。
公開以降、大きな注目を浴び続け急速に普及しつつあるゲームエンジンUnityをご存知でしょうか?
Unityはゲームや様々なデバイス、コンソール上でインタラクティブな3Dコンテンツを製作するための開発環境であり、日本最大のゲーム開発者向けカンファレンスである今年のCEDEC 2011でも、大きな関心を集めていました。
このUnityの最新バージョン3.2では、modoで製作したLXO形式のオブジェクトを読み込めるようになっており、Unityとmodoの組み合わせが注目されています。2011年9月サンフランシスコで行われたイベントUnite 11におけるLuxology社Brad Peebler氏によるレポート映像をご覧ください。
もちろん、イベント会場でもLuxology社はブースを構えて、来場者にmodoのモデリングやスカルプトといった機能をアピールしています。
modoのネイティブファイルフォーマットであるLXOを介して、データを読み込めるようになったことで、modoとUnityの親和性はさらに高くなったといえます。
下図はmodoでモデリングやマテリアルの設定作業を行っている状態です。
このようにして製作されたモデルをUnityへ読み込むと、Unity上できれいに再現されているのがわかりますね。
強力なモデリング機能を持つmodoと、注目のゲーム開発環境Unityとを組み合わせることで、斬新なゲーム/ウェブコンテンツなどが今後続々と登場してくるかもしれません。