ゲームカレッジ 専科
松田 和生
まつだかずき
■総合学園ヒューマンアカデミー横浜校に入学された理由を教えていただけますか
入学前にいろいろな学校を調べたのですが、総合学園ヒューマンアカデミー横浜校の先生方のサポートがすごく手厚くて、他の学校に比べてとても温かみを感じたのが理由です。実際に入学してみて、今は安心して学習に集中できています。
■入学後は、どのような印象を受けられましたか
少人数の授業が多く、学生ひとりひとりにフォーカスしてしっかりと時間をかけて指導していただけるので、大変ありがたく思っています。
■卒業後はゲーム制作のお仕事を希望されているのですか
そうですね。ゲームだけでなく、映像のCG制作を仕事にしたいと思っています。
最近、実写映画のCGにもすごく関心が出てきたので、将来はゲームだけでなく、実写映画も作れるようなアーティストになりたいです。
■授業で使用されている MODO、TMSCAM(トムスカム)にはどのような印象を持たれましたか
MODO と TMSCAM(トムスカム)の組合せは、2D、3Dの作業の両方に心強いツールだなと思いました。3DCGソフトでこういったものは珍しいと感じました。
手描きイラストでパースを描くのが苦手な人もいると思うので、そういった人でも3Dソフトでパースのとれた下絵が作れるのはすごくありがたいと思います。
■将来の夢をおしえていただけますか
ハリウッドで映画をつくることです!
■期待しております。ありがとうございました。
ゲームカレッジ 1年
白井 彩夢
しらい さゆめ
■総合学園ヒューマンアカデミー横浜校に入学された理由をお教えてください
私の親がゲーム好きだったので、私自身もゲーム好きとして育ちました。
そんな好きなゲームを仕事にしたいと思い、ゲームカレッジのある総合学園ヒューマンアカデミー横浜校に入学しました。
■総合学園ヒューマンアカデミー横浜校に入学されていかがですか
高校では勉強が嫌いで、授業中はずっと絵を描いたりしていました。入学後は、授業としてモノづくりや絵を描いています。自分の好きなことがいっぱいできて、とても楽しいです。
■授業で3DソフトのMODOやTMSCAM(トムスカム)を使っておいでですが、どのような印象をもたれましたか
私は高校の時に別の3Dソフトを使ったことがありました。しかし、MODOはこの学校に入ってから使い始めました。
最初は難しいなと感じていたのですが、先生にポイントを教えてもらって使い始めるうちに、扱いやすいソフトだなと感じるようになりました。
手書きイラストを描くとき、パースがおかしくならないようにMODOを活用しています。
TMSCAMを使い、一度あたりの画像を作り、そこから絵を描き起こしています。
■将来はどのようなゲームを制作されたいのですか
女の子が男の子を攻略する恋愛ゲームです。そういった方面を希望しています。
■期待しています。ありがとうございました
ゲームカレッジ 講師
佐伯圭介先生
さえきけいすけ
■総合学園ヒューマンアカデミー横浜校様のご紹介をお願いします
総合学園ヒューマンアカデミー横浜校はゲームカレッジ以外にもスポーツカレッジ、ファッションカレッジなど多彩なカレッジのある総合学園になっています。
ゲームカレッジには「企画」、「プログラム」、「グラフィック」と3つの専攻があり、カレッジの中でゲームの制作に必要なことを学ぶことができる構成になっています。
■ゲームカレッジについて、ご紹介いただけますか
ゲームカレッジの学生は3つの専攻でそれぞれ違う技術を学んでいくのですが、それとは別に「コンテンツ制作」という他の専攻の学生とチームを組んでゲームを制作する授業があります。
「コンテンツ制作」の授業は、学生が主体となり制作を進めていきます。全てチームの中の学生同士で話し合い、コミュニケーションをとりながらゲームを制作する過程を経験することができます。
ここで制作したゲームは東京ゲームショウのような大きなイベントでも実際に発表されますので、どの学生もモチベーションがとても高いのです。
技術的な授業では教えることのできない、経験など、実際にプロジェクトを進めるときに必要ものを学べるので、実践的なカリキュラムを構成しています。
■学生の皆様についてですがどのような方が学んでいらっしゃるのですか
高校を卒業してすぐ本校に入学される方のほかにも、大学を卒業した後、進路を変更して入学されるかたもおります。
社会人になった後で自分のやりたいことを実現するために入学されるかたもおりますので、学生の年齢層は幅広くなっております。
また、ほぼ全ての学生は、入学時にゲーム制作のスキルや知識はありません。 入学後に学校にて、スキルや知識をカリキュラムを通して学んでいっています。
■佐伯先生はどのようなことを教えていらっしゃるのですか
「グラフィック」の専攻は、デッサン、WEB、イラストなど様々なことを学ぶことができるようになっており、私はその中の3DCGの授業を担当しています。
MODOを使って「モデリング」から「アニメーション」「レンダリング」まで行い、最後に「After Effects」を使って「コンポジット」をし、1つの作品として仕上げるまでの一連の流れを教えています。
■卒業生の方はどのようなところに就職されるのですか。
大手ゲームメーカーやゲーム制作会社が多いのですが、映像系のCGプロダクションへ就職される方もおります。
■総合学園ヒューマンアカデミー横浜校では授業でMODOをご利用いただいていますが導入されるきっかけをお教えいただけますか。
はじめは 3ds Max を使っていたのですが、ソフトの将来性を考えて、MODO を導入しました。
MODO 901 のころですね。私は使い始めのころ「MeshFusion」に惹かれましたね。他の3DCGソフトでは出来ない機能だったので「すごくいいな」と思ったのを覚えています。
またMODOは、クオリティの高い絵を素早く作るということができるため、2年間という短い期間しかない学生にとって、 心強いソフトだと感じています。
■TMSCAM(トムスカム)を授業に取り入れられたきっかけをおしえていただけますか。
私の授業の内容は3DCGがメインなのですが、学生の中には3DCGではなく2DCGでの就職を志望しているものもいます。
そういった学生に対し、3Dソフトの有用性を知ってもらうためにTMSCAM(トムスカム)を使いました。
TMSCAM(トムスカム)は普段3DCGソフトに触れる機会がないアニメーターでも使いやすいよう開発したものなので、これだったら2DCG志望の学生も使ってくれるのではないかと思い、今回カリキュラムに組み込んでみました。
■学生の皆さんの反応はどうでしたか
TMSCAM(トムスカム)のウィンドウを表示して「ここだけ使えばいいよ」という風に教えると、今まで3DCGソフトに対して苦手意識を持っていた学生でも受け入れてくれるようになりました。
手描きでパースを描くことが苦手な学生がいたのですが、MODOとTMSCAM(トムスカム)を使って、カメラの考え方や広角レンズ、望遠レンズの違いによる見え方、消失点などの変化を、3DCGソフト上で実際に見ながら学ぶことができました。
また、簡易なオブジェクトとTMSCAM(トムスカム)を使い、パースの下絵になるものを作りました。
下絵として正しいパースがあるため、不自然な絵にならなくなりました。
TMSCAM(トムスカム)を使い、3DCGが得意なことを2DCGに活かせたのは、学生にとって大きな一歩だと思います。